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日本文化学科のブログ

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【推薦入試が行われました。日文の試験は、石垣島・宮古島・久米島でも同時開催されました!】

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2018年11月14日、日本文化学科の推薦入学試験が実施されました。
試験会場は、宜野湾市にある沖縄国際大学の他に、石垣島、宮古島、久米島の3か所。日本文化学科は全会場で志願があり、各地で小論文試験や面接試験が行われました。

一般推薦の小論文試験のテーマは「日本語は外国語と比べて難しい言語なのか?」。

日本語は難しいと言いますが、本当にそうなのでしょうか? 日本語には外国語にはない特徴はありますが、絶対的に難しいかと言えば必ずしもそうとは言い切れません。
難しい面もあれば、やさしく感じる面もある、そんなふうにものごとを相対化して考えることがこれからの多文化社会を生きていく上で重要である、というメッセージが含まれた課題文で、日本文化学科のカリキュラムの中心となる日本語学を中心として、多文化社会や多文化間コミュニケーションについての理解も求められる内容でした。

小論文試験問題に掲載したのは冒頭の一部分だけですので、試験問題を終えて「日本語の特徴」や「多文化」に興味がわいてきた人は、問題文を引用したオリジナルの本(荒川洋平さんの『日本語という外国語』講談社)も読んでみると面白いと思います。

ちなみに、推薦入試の問題用紙は毎年1枚にぎゅっと収めていたのですが、今年度から文字の形(フォント)をユニバーサルフォントにして、行間も広くとるようにしたため、問題用紙が2枚になりました。過去問を一生懸命やってきた受験生さんは一瞬戸惑ったかもしれませんが、課題文の分量は例年通りの量だったので安心して下さいね。

受験生の皆様、本日はお疲れ様でした。
たくさんのエントリー、心から感謝いたします。