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日本文化学科のブログ

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【多文化間コミュニケーションコースのご紹介②中国の天津外国語大学に行ってきました!】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み
日本文化学科には、日本・沖縄の文化を海外との比較・対照を通して探る「多文化間コミュニケーションコース」が設置されています。コースに進む学生たちは学内外の様々な機会を通して海外文化に触れる取り組みを行っています。毎年夏休みに開催される「海外言語文化セミナー」もその1つ。
 今年の夏に中国・天津外国語大学のプログラムに参加した2年生の西さんより体験レポートが届きましたのでご紹介します。
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 私は大学に入ってから1年半の中国語の授業を受講して、中国語検定4級に合格しました。さらなる中国語のレベルアップのために約3週の天津外国語大学での海外語学文化セミナーに参加しました。

 天津外国語大学では、毎日100分の授業が4コマあってたっぷり中国語を勉強することができました。授業は、電子黒板を使って行われて、精读(intensive reading)・阅读(extensive reading)・口语(Chinese conversation)・听力(listening)の4つでした。授業は全て中国語で行われ、理解が難しいところだけ英語で説明がありました。

 このセミナーでは中国語の勉強だけでなく、彫刻体験、中国結び、旧市街地観察、中国音楽鑑賞・書道、博物館鑑賞・夜景観賞、太極拳体験など中国・天津の伝統的な文化に触れることもできました。また、天津から少し足を伸ばして北京に行って万里の長城に上ったり、天安門広場、故宮に行ったりと様々な観光名所に行くこともできました。

 自由時間は、バスに乗りデパートに行ってお土産や洋服などを買いました。また、世界二位の観覧車「天津乃眼」にも乗りました。日本と違って、知らない人と相乗りだったので驚きました。また、夕飯後の自由時間は、学校での宿題に取り組んだり、他の国の人とカードゲームをしたりして異文化交流をしました。その中で、天津外国語大学にスワヒリ語を教えに来ている先生との出会い、スワヒリ語の挨拶を教えてもらいました。また韓国人留学生が多く、韓国語も教えてもらいました。

 今回、このセミナーに参加して、中国のイメージが変わっただけでなく、様々な国の人と交流することができました。そして、もっと中国語を話せるようになりたいという目標ができました。また、中国に対してマイナスのイメージがあったりしますが、それを払拭できる人になりたいと思うようになりました。