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日本文化学科のブログ

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【多文化間コミュニケーションコースのご紹介①韓国の韓南大学に行ってきました!】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み
日本文化学科には、日本・沖縄の文化を海外との比較・対照を通して探る「多文化間コミュニケーションコース」が設置されています。コースに進む学生たちは学内外の様々な機会を通して海外文化に触れる取り組みを行っています。毎年夏休みに開催される「海外言語文化セミナー」もその1つ。
韓国にある韓南大学のプログラムに参加した2年生の新垣さんより体験レポートが届きましたのでご紹介します。
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 私は、韓国の韓南大学で23日間のプログラムに参加しました。日本全国の9校が参加していて、韓国の方だけでなく、日本の様々なところの方々と接することができました。このプログラムの内容は主に韓国語の授業と文化体験でした。初めての海外で不安も多くありましたが、大学のサポート体制が素晴らしく、韓国人の学生サポーターも日本語が上手で、期間中は不自由を感じることなく過ごすことができました。

 授業は、レベル分けテスト(面接・筆記)を受け、4クラスに分かれ、基本的に全て韓国語での授業でした。時間割は」文法と会話に分けられており、習った文法を使って会話をするという流れでした。実際に話す機会を与えられたので、理解し、活用していくことがすんなりとできたと思います。最後に、到達度テストがあり、文法の筆記試験と、インタビュー形式の面接試験をやりました。面接では原稿を見られないので、自分が持っている言語力をフルに活用しなければなりませんでした。これで自分の実力の確認がしっかりとできました。

 文化体験では伝統芸能を鑑賞したり、韓国料理の調理実習をしたり、伝統衣装をきたり、様々な体験をすることができました。韓国は日本と似ている部分もありますが、やはり文化の違いはあります。そこに違和感を持つだけではなく、理解しようとすることや、なぜそう思うのかなどを考えるここが大事だということを改めて感じました。
 また、他大学の学生と協力し、助け合う機会も多かったため、コミュニケーションスキルを養う良い機会になりました。地域訪問もあり、農業地域や、伝統の街並みが残っている地域などにも行きました。学校近辺だけではなく、異なる場所で過ごすことができたのもいい経験でした。韓国の様々な風景を見ることができて良かったです。

 このプログラムに参加したことは、とても良い経験でしたし、様々な方々と関わることでたくさんの刺激を受けました。語学の上達が一番の目的でしたが、自分自身の人間的な成長にも繋がりました。参加して、心から良かったと思います。