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日本文化学科のブログ

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【国内留学制度のご紹介 京都・先端科学大学での留学レポートが届きました!】

そのほかもろもろ
沖縄国際大学には、大学に籍を置きながら、東京・京都・北海道などの県外の協定校で半年から1年間、大学生活を送ることができる「国内留学制度」があります。
実は、この留学制度をもっとも多く利用しているのが日本文化学科の学生で、古典文学の舞台になる京都、様々なカルチャーが集まる東京、そして、沖縄と共通する歴史・芸能をもつ北海道など、日本文化学科で学ぶ専門科目をさらに深く学べるようになっているんですね。
2018年4月から2019年3月まで、京都にある先端科学大学にて大学生活を送った伊藤さんから体験談が届きましたのでご紹介します。
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 国内留学制度とは北海道、東京をはじめとする県外六校の大学が沖縄国際大学と単位互換協定を結んでおり、沖縄国際大学に在籍しながら半年もしくは一年間を他大学で学ぶことのできる制度です。高校の頃から古典文学作品や平安貴族文化に興味を持っていた私にとって魅力的な制度でした。



 京都先端科学大学では古典文学についてはもちろん、講義内に博物館や美術館を見学しに行ったり「実践プロジェクト」の講義では京都市内の半分を歩いてみたり、現在も京都に残る文化財を見に行くなどフィールドワーク学習が多く行われていました。また、「茶道」や「能楽」といった京都らしい講義も開かれていて実際に能の舞台を見ることができたのは貴重な経験でした。

  

 他にも、卒業論文のテーマについて深く掘り下げて考えることができたり、県外の方と交流する機会も多いので沖縄以外の文化や価値観に触れることができるのも大きな魅力です。沖縄の大学で県外の体験ができる制度。皆さんもぜひ利用してみてください!