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日本文化学科のブログ

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【図書館学担当の山口先生が『図書館年鑑』の最新号に「図書館の自由」のレポートを発表しました】

先生も頑張ってます
日本図書館協会の「図書館の自由委員」もとつめている山口真也先生が1年に1回出版される『図書館年鑑』というデータブックに「図書館の自由」をめぐるこの1年の概況レポートを寄稿しました。



レポートで取り上げているトピックは、資料の汚破損と監視カメラによるプライバシー侵害問題、NHKドキュメンタリーで学校図書館の貸出カードが大写しになった問題、貸出履歴を警察へ任意提供した問題、相模原障碍者施設での殺傷事件加害者の手記をめぐる問題、国会議員による「LGBTに生産性はない」発言と雑誌回収問題、著作権侵害サイトのブロッキング問題などなどさまざまな分野にわたっています。

このレポートからも分かるように、「図書館の自由」をめぐっては全国各地で日々新たな問題が起こっています。
「図書館の自由」は図書館・司書のミッションとして非常に大事なテーマなので、司書を目指す受験生の皆さんにもぜひ関心を持ってほしい分野です、と山口先生。

『図書館年鑑』の2019年版は、日本図書館協会より8月上旬に発売されています。お近くの図書館に所蔵されたらぜひご覧ください。