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日本文化学科のブログ

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【西岡敏先生が発表者をつとめた文化講座が沖縄県立博物館・美術館で開催されました】

琉球文化コースの取り組み
日本文化学科で琉球語指導を中心に琉球文化コースの授業を担当されている西岡敏先生。2019年11月2日に開催された沖縄県立博物館、美術館の文化講座「シマクトゥバによる民話の記録」にて、報告者の1人として登壇されました。



西岡先生の報告のテーマは「しまくとぅばアーカイブスの活用」。西岡先生が理事をつとめる沖縄伝承和資料センターに残されている民話・昔話の語りのテープを有効活用するためにいま取り組んでいる、アニメーション化の作業の報告と、しまくとぅば(琉球語)の文字化の難しさ、分かち書きの必要性などの解説がありました。

琉球語は大きく、北琉球語と南琉球語の分かれますが、「のむ水が違えば言葉が違う」ということわざがあるように、琉球語も多種多様です。質疑応答の時間では、島々のことばをどのように残すか、という課題についてもあつい議論が交わされました。



日本文化学科には琉球語を専門的に学ぶ琉球文化コースが設置されています。沖縄の言葉に興味がある人はぜひ日本文化学科へ!