【図書館学担当の山口先生の「戦後80年」をテーマとする論考が『みんなの図書館』に掲載されました】
図書館司書課程通信
図書館専門誌『みんなの図書館』2025年8月号の特集「被爆 戦後80年」の一編として、日本文化学科で図書館情報学の授業を担当している山口先生の論考が掲載されました。
タイトルは「「図書館の自由」の歴史の片隅で」。
戦後80年の間に起こった、著名な「図書館の自由」をめぐる出来事ではなく、山口先生自身が図書館員時代に経験した日々の小さな出来事の中から、「図書館の自由」の価値や意味を、これからの「戦後90年」「戦後100年」に向けて問い直そうという内容です。

レッドパージや再軍備化が起こった1950年代前半に採択され、冷戦時代の1970年代後半に改訂された「図書館の自由に関する宣言」に込められた当時の図書館員の願いを、戦後80年が経過した現在の私たちはどの程度理解できているでしょうか。「図書館の自由」をフラットな、無味乾燥な、あらゆる物事から距離を置いたニュートラルなだけの指針としてしまっていないでしょうか、と山口先生。
『みんなの図書館』は沖縄国際大学図書館のほか、県内の図書館で読むことができます。
ぜひご覧ください。
タイトルは「「図書館の自由」の歴史の片隅で」。
戦後80年の間に起こった、著名な「図書館の自由」をめぐる出来事ではなく、山口先生自身が図書館員時代に経験した日々の小さな出来事の中から、「図書館の自由」の価値や意味を、これからの「戦後90年」「戦後100年」に向けて問い直そうという内容です。
レッドパージや再軍備化が起こった1950年代前半に採択され、冷戦時代の1970年代後半に改訂された「図書館の自由に関する宣言」に込められた当時の図書館員の願いを、戦後80年が経過した現在の私たちはどの程度理解できているでしょうか。「図書館の自由」をフラットな、無味乾燥な、あらゆる物事から距離を置いたニュートラルなだけの指針としてしまっていないでしょうか、と山口先生。
『みんなの図書館』は沖縄国際大学図書館のほか、県内の図書館で読むことができます。
ぜひご覧ください。