【第211回シマ研究会にて西岡敏先生が「組踊における人間関係と待遇表現」と題する研究報告を行います】
琉球文化コースの取り組み
沖縄国際大学に付設されている南島文化研究所では、第211回シマ研究会「組踊における人間関係と待遇表現」を開催します。報告者は、日本文化学科で琉球文化コースの授業を担当している西岡敏先生。
司会は日文学科長の下地賀代子先生、コメンテーターの鈴木耕太(沖縄県立芸術大学附属研究所)先生も日文の前身である国文学科ご出身です。ぜひご参加ください!
■報告概要
組踊のセリフや歌で用いられている言語は「沖縄語」の一つである。「沖縄語」は、琉球列島における六つの危機言語のうちの一つであり、近世琉球の言語表現である「組踊語」は、現代の「沖縄語(うちなーぐち)」とも深いつながりを持っている。「琉歌」の表現と同じく、韻文によって沖縄語独特の文語的な世界を構築しているが、セリフによって物語が進行していくので、言語表現にも登場人物の人間関係が反映された形を見ることができる。今回のシマ研究会では、組踊のセリフにおいて話の相手や第三者がどう扱われているか、すなわち、その「待遇表現」に注目して、組踊で用いられている言語表現について考察していきたい。
■日時:2019年12月23日(月)16:20~17:50
■場所:沖縄国際大学13号館1階会議室
※ 入場無料・事前申込不要
※ 聴覚障害等のある方で、情報保障の必要な方は、3週間前までに、下記の連絡先までお問い合わせください。
■問い合わせ先:
沖縄国際大学 南島文化研究所
098-893-7967 nanchr@okiu.ac.jp
司会は日文学科長の下地賀代子先生、コメンテーターの鈴木耕太(沖縄県立芸術大学附属研究所)先生も日文の前身である国文学科ご出身です。ぜひご参加ください!
■報告概要
組踊のセリフや歌で用いられている言語は「沖縄語」の一つである。「沖縄語」は、琉球列島における六つの危機言語のうちの一つであり、近世琉球の言語表現である「組踊語」は、現代の「沖縄語(うちなーぐち)」とも深いつながりを持っている。「琉歌」の表現と同じく、韻文によって沖縄語独特の文語的な世界を構築しているが、セリフによって物語が進行していくので、言語表現にも登場人物の人間関係が反映された形を見ることができる。今回のシマ研究会では、組踊のセリフにおいて話の相手や第三者がどう扱われているか、すなわち、その「待遇表現」に注目して、組踊で用いられている言語表現について考察していきたい。
■日時:2019年12月23日(月)16:20~17:50
■場所:沖縄国際大学13号館1階会議室
※ 入場無料・事前申込不要
※ 聴覚障害等のある方で、情報保障の必要な方は、3週間前までに、下記の連絡先までお問い合わせください。
■問い合わせ先:
沖縄国際大学 南島文化研究所
098-893-7967 nanchr@okiu.ac.jp