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日本文化学科のブログ

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【司書課程の4年生が最後の実習としてセミナーハウスの図書コーナーをリニューアル中!】

図書館司書課程通信
ただいま、司書課程の4年生のみなさんが卒業前に取り組む最後のプロジェクトとして、これまでゼミ合宿などでお世話になってきた、東村にあるセミナーハウスの図書コーナーのリニューアルを進めています。

今回のプロジェクトでは、セミナーハウスを管轄している学生部の職員の皆さんとも連携しながら、以下の3つの企画を立てています。

①セミナーハウス利用者に親しみを持ってもらえるよう図書コーナーに名前を付け、認知度を高めるためのPRにつなげる。
→名前は「森のおくらいぶらりー」に決定しました!





②セミナーハウスを現在主に利用している団体・個人等のニーズに合わせた新しい資料構成(除架)を提案する。
③現在の書棚の並びが雑多になっているところもあるため、大規模図書館向けのNDCにはこだわらない、図書室にマッチした(利用ニーズに合わせた)書棚の整理と新規購入を行う。
→自然科学の本が多い印象があるので発行後20年以上経過しているものを廃棄・除架し、スポーツ系サークル、文化系サークル、語学学習、生活改善、障害者支援、リーダー研修などをテーマとして2万円の予算内で新しい本を購入する。ジャンル分けもこのカテゴリで行う。





この日は、2月26日・27日に予定している宿泊研修に向けて道具類の買い出しやサインパネルの準備を行うとともに、ジュンク堂書店那覇店に新しく書架に並べる本の購入にも行ってきました。今回、大学から資料費としていただいた予算は2万円でしたが、古書店でスポーツ系のマンガなどをそろえると新刊本はわずか数冊しか買えないことに気が付いて真っ青になりつつも、限られた予算の範囲でできるだけ利用者のニーズを満たすにはどうすればいいか、2時間近く本棚の間を行ったり来たりして、図書館の現場で求められる選書作業を実践的に学ぶこともでき、とても楽しい時間になりました。



さてさて、リニューアル後の図書コーナーはどんなふうに生まれ変わるのか? ご期待ください!