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日本文化学科のブログ

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【司書課程担当の山口先生が『図書館年鑑』の最新号に「図書館の自由」のレポートを発表!】

先生も頑張ってます
日本図書館協会の「図書館の自由委員」もとつめている、図書館司書資格課程担当の山口真也先生が1年に1回出版される『図書館年鑑』というデータブックに「図書館の自由」をめぐるこの1年の概況レポートを寄稿しました。

レポートで取り上げているトピックは、沖縄の図書館の対応をめぐっても大きく地元紙で報道された捜査機関からの利用記録要請問題、防犯カメラの公開問題、フィクションの中で描かれる図書館の自由の在り方、京都を中心とした蔵書大量廃棄問題、表現の不自由展をめぐる表現の自由の状況、出版社から回収を要請された図書、などさまざまな分野にわたっています。



このレポートからも分かるように、「図書館の自由」をめぐっては全国各地で日々新たな問題が起こっています。
「図書館の自由」は図書館・司書のミッションとして非常に大事なテーマなので、これから総合型選抜試験を受験して、図書館司書を目指す受験生の皆さんにもぜひ関心を持ってほしい分野です、と山口先生。

『図書館年鑑』の2020年版は、日本図書館協会より8月に発売されました。お近くの図書館に所蔵されていたらぜひご覧ください。