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日本文化学科のブログ

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【日本語スピーチコンテスト 表彰式が行われました】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み


【2020年度「第26回学内日本語スピーチコンテスト」の表彰式が開催されました!】


 2020年12月14日から18日の間、オンラインで「第26回学外日本語スピーチコンテスト」が開催され、表彰式がこの日に開催されました。日本文化学科の日本語教育副専攻課程の学生も、スピーチ原稿作成段階から表彰式までサポーターとしてお手伝いをしました。

 このコンテストは本学留学生の日本語学習の成果発表を行う場として設けられています。数少ない学習の成果を発表する場という事もあり、原稿を書いている段階から、積極的に先生に添削のお願いをするなど、留学生の皆さんの意欲の高さを感じるようなコンテストでした。今年は新型コロナウィルスの影響により、Youtubeで留学生のスピーチを公開し、日本語の先生と、日本語教育副専攻を履修している学生が審査をするといった初の試みで開催されました。
 上級15名、中級7名が参加し、テーマは留学生自身が自由に設定でき、留学生活で感じたことや日頃考えていることなど個性豊かなテーマでスピーチを行っていました。

以下は、審査結果です。

《中級の部》
1位:イ ゲデ オクタ タルナさん(外国人科目等履修生)  
2位:ニプトゥ アンギ メリンダ プトゥリさん(外国人科目等履修生)

《上級の部》
1位:プトゥ アグス エリック マヘンドラさん(英米言語文化学科1年)
2位:ヘイン テ アウンさん(経済学科1年)
3位:ニワヤン スリウィンダリ アンバルワティさん(企業システム学科1年)


 中級の部の1位、オクタさんは「私たちの母、地球」というテーマで環境問題について、自身の意見でスピーチを行いました。気候時計などのイメージし辛いものは、手元に写真を用意し、視聴者の理解を深める工夫をして、わかりやすくスピーチをしていました。
 また、上級の部の1位、エリックさんは「世界の終わりに何をしますか」というテーマで、明日世界が終わるとしたら困っている人を救いたいという熱い思いを語ってくれました。
 残念ながら、入賞しなかった参加者もいましたが、どの留学生のスピーチもとてもよく、審査は難航したと尚先生は仰っていました。

 表彰式では、中級の留学生が主に参加し、お互いに祝福し合っていました。表彰者には、景品や参加賞が贈られ、今後の勉強の意欲に繋がっていました。コロナ禍で、勉強しづらい状況や不慣れな環境だったにもかかわらず、レベルの高い素晴らしいコンテストでした。参加者の留学生の皆さん、先生方スタッフの皆さん、お疲れ様でした!