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日本文化学科のブログ

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【文化情報学研究室にて3年生向けキャリアガイダンスを実施しました】

図書館司書課程通信
日本文化学科では、3年生になると卒業論文を書くための研究室に所属し、専門的な研究活動をスタートします。
各研究室では、卒業論文のための研究はもちろんですが、将来の進路決定のための取り組みや進路指導も同時に行っていて、文化情報学研究室では、毎年6月になると、キャリアカウンセラー・キャリアアドバイザーの先生をお招きしたガイダンスを、ゼミ生対象で行ってもらっています。

この日は、本館3Fにあるキャリ支援課の会議室をお借りして、90分かけて、様々なワークを行いました。



文化情報学研究室には、図書館司書課程を受講している学生が多いのですが、採用試験に向けてすでに準備を始めている学生もいれば、司書資格を生かして書店やIT産業などの民間企業への就職を考えている学生、さらに、図書館を含めた社会教育全般に関心があって公務員試験の受験を考えている学生などさまざまです。



ガイダンスでは「視野が狭いままではよい進路選択ができない」「高校から大学への進路決定とは違って、大学から社会人になるための進路決定はより幅広く、正解がない分、難しい」ということで、まずは、図書館司書にとって大切なこと、必要な能力について意見を出し合ったり、自分以外の他者が進路決定に向けてどんな取り組みを進めているか紹介し合ったあと、カードを使って、将来の進路を選ぶための自己分析を行いました。



仕事をする上で、30枚くらいあるカードに書かれた仕事に対する価値観を、「とても大切だと思うこと」「まぁまぁ大切だと思うこと」「全く大切ではないこと」に分けていき、「とても大切」と感じたカードの中からさらに上位3枚を選んで、そのカードから連想できる仕事を書いてみる、というワークです。
ガイダンスではこのほかにも、就職活動のスケジュールや、公務員試験の採用情報など、ゼミに合わせたプログラムも提供していただきました。



学生たちの様子を見ていると、様々なワークを通して、自分の意外な一面に気が付き、進路決定に向けて視野を広げ、新たな一歩を踏み出すことができたように思います。

このガイダンスで学んだことを、ただ知識として蓄えるだけでなく、行動に移すことが大切です。文化情報学研究室の皆さん、キャリア支援課を活用して、よい進路決定ができるように頑張ってください。