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日本文化学科のブログ

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【総合型選抜試験はもうすぐ! 資格課程の先生からメッセージが届きました(図書館司書編)】

入試お得情報!
日本文化学科には、国語科教員課程、外国人に日本語や日本文化を教える日本語教師課程、さらに図書館サービスを担う専門職である司書課程が設置されています。担当の先生たちから受験生へ向けてのアドバイスをいただきましたのでご紹介します。
今回メッセージを寄せて下さったのは、図書館司書課程を担当している名城邦孝先生。名城先生は、今年の3月までは本土の大学におられましたが、4月からルーツのある沖縄に着任され、日本文化学科で図書館情報学の専門ゼミを担当されています。
沖縄で司書を目指す皆さんにとって、具体的なアドバイスがいっぱいです。
特に、エントリー・面接試験が迫っている、総合型選抜試験を受験予定の皆さんはしっかり読んで、ぜひ参考にしてくださいね。

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◉あなたはなぜ司書になりたいのですか?

「図書館が好き、本が好き、だから私は司書になりたい」という人がときどきいますが、図書館が好き・本が好きなだけならば「利用者」として図書館と付き合っていけばよいのではないでしょうか? 司書になった後にどんな仕事をしないといけないのか、どのような社会貢献ができるのか、司書の仕事にどのような魅力を感じるのか…。

志望動機を深めるためにはまずは、司書という職業の社会的な役割・ミッションを知ることが大切です。沖縄の社会が抱える課題と司書の役割を結び付けて考えることもできるでしょう。
ヒントは、まさに【図書館の本】の中に無数にあります。
図書館をたくさん使って、司書という仕事の理解を深めてください。



◉面接試験で気を付けてほしいこと!

面接試験で「志願理由を教えてください」と質問すると、「図書館で働きたい」「図書館のことを勉強したい」と答える人がたくさんいます。
日本文化学科の面接試験では、そう答えた人に対して、次の質問として、「日本文化学科のカリキュラムを通してどんな専門知識を身に付けて、どんな司書になりたいと考えていますか?」と聞くようにしています。
そうすると、とたんに何も答えられなくなってしまう人がいるようです。
司書資格は、沖縄国際大学であば、社会文化学科、法律学科、地域行政学科など、日本文化学科以外の学科でも取得可能です。
面接では、司書志望のあなたがなぜ日本文化学科でなければならないなのか?、が問われていると考えてください。
日本文化学科の専門的なカリキュラムのどの部分に興味があるのか、そうした専門的な学びが司書になる上でどう役立つと考えているのか、自分の言葉でしっかり説明できるようになりましょう。