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日本文化学科のブログ

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【認知症の方にやさしい文庫づくりプロジェクト、実習の様子を社内報に取り上げていただきました】

図書館司書課程通信
日本文化学科の司書課程で学ぶ学生たちが主に受講するアドバンスド科目「図書館文化セミナー」。今年度の授業では「認知症の方にやさしい図書館づくり」という、図書館界でも大きな話題となっているテーマを取り上げて、高齢者福祉と読書の関係を実践的に学ぶために、神奈川県にある高齢者福祉施設(グループホーム)と連携しながら、認知症の方々が好奇心を喚起させ、職員や家族と一緒に笑顔で楽しめる空間づくりをプロデュースさせていただくことになりました。

受講生23名を代表して、2年生、4年生の学生10名と、授業担当の山口先生が11月27日に、神奈川県にある「のんびりーす等々力」という施設を訪問し、認知症の方とその家族の皆様が利用することを想定した文庫コーナーの設置を行いました。
その様子を、「のんびりーす等々力」を運営するバナナ園グループ(株式会社アイ・ディ・エス)の社内報に取り上げていただきましたので、こちらでもご紹介します。

記事を書いてくださったのは、日文卒業生で、司書課程で学び、卒業研究でも医療と図書館との関係をテーマとして病院などで調査を行った仲田さん。
後輩たちへの優しいまなざしにあふれたレポートになっています。
大きく取り上げてくだささり、ありがとうございます!



社内報のポストや文庫コーナーを利用されている入居者の皆さんの様子などはこちらでご覧いただけます。
https://twitter.com/bananaen_group/status/1732205686980022474

本プロジェクトは1月に施設のスタッフのみなさんへのアンケートを行い、文庫設置の効果を検証する発表会なども行っていく予定です。これからも学生たちの取り組みにご注目ください!