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日本文化学科のブログ

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【日本語教育副専攻課程のご紹介 外国人留学生向け日本語会話の授業見学に行ってきました!】

日本語教育副専攻課程通信(日本語教師)
沖縄国際大学では外国人留学生が日本語を学ぶ科目が設置されており、日本文化学科の専任教員であり、日本語教師としての経験もある奥山貴之先生いたくさんの科目を担当されています。こうした留学生向けの授業は、多文化間コミュニケーションコースで学ぶ学生たちや、日本語教育副専攻課程にて日本語教師を目指す学生たちにとって、多文化と接することができる貴重な学びの場にもなっています。

2024年6月21日、日本語教員を目指す学生たちが、「日本語会話・聴解Ⅰ」という科目にお邪魔して、奥山先生の授業の様子を見学させていただきました。

本日のテーマは「(さすがに)~○○だけあって」でした。
“さすがに20年先生をしているだけあって、日本語の教え方が上手だ” というように、「~だけあって」を使うことによって、伝えたいことを強める文体を理解することが目標です。



授業は、学生も先生も和気藹々とした雰囲気で進み、多くの留学生たちが積極的に発言したり、分からないところを質問したりしている姿が印象的でした。
この日は日本語教師を目指す2年生へ留学生のみなさんも授業に参加して、留学生とペアになってテーマにそった会話文を作り、実際に会話して発表しあいました。どの発表もペアの個性が出ていてとても面白く、取材に行った私もついつい笑顔になりました。





沖縄国際大学には、韓国、中国、インドネシア、香港、台湾、メキシコ、ミャンマー、ペルー、フランスなどなど、いろいろな国の留学生がいますが、授業の中では国籍に関わりなく、「日本語」という共通の言語で、みんなで楽しみながらつながりあっているところが印象に残りました。
また、日本語を学びたい、マスターしたいという意欲で溢れた教室の雰囲気は、私たち日本人学生の授業の様子とは違っていて、自分自身の学びに向かう姿勢をすこし反省させられたりもしました。

日本語教員という仕事の難しさと大切さ、そして専門性を感じることができる一日になりました。
留学生のみなさん、これからも頑張ってください!