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日本文化学科のブログ

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【夏のオープンキャンパスを開催しました! 第1弾のテーマは「日本と沖縄を学んで世界とつながろう!】

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2024年6月30日、今年度に入って第1回目となる夏のオープンキャンパスが開催されました。

今回のオープンキャンパスは、午前中は体験講座と学科紹介を合わせて180名近い来場があり、午後も遅い時間の開催となりましたが、体験講座と学科紹介合計で約70名の来場があり、例年以上に大変な賑わいとなりました。



午前と午後、2回に分けて開催された「学科紹介」では、例年とは少し内容を変えて、日本文化学科のカリキュラムが将来にどのように役立つのか、「ことばのプロ」と「多文化理解力」という2つのキーワードで説明をしました。



日本文化学科のキャッチコピーとして「言語と文学を学んで世界とつながろう!」という言葉がありますが、そのベースには「多文化理解力」、つまり、「自文化を知り、多文化を尊重する」という考え方があります。そして、自分と異なる文化的背景というのは、必ずしも生まれた場所や言語が異なるという背景を意味するわけではありません。同じ日本、沖縄で育っている、隣にいる人でも、性別やジェンダー、セクシュアリティ、宗教など多様な違いを持つ人もいるかもしれません。そうした違いが透明化されていることにも意識を向け、誰とでも豊かな関係を作っていく力は、これからの多文化社会、グローバル社会では確実に必要になる力です。

多くの企業が求める社会人基礎力の一つとして、コミュニケーション能力がありますが、受験生の皆さんが社会人になって活躍する5年後、10年後の世界では、その力の中に確実に多文化理解力は含まれてくると思います。そうした未来の世界線で求められる力を日本文化学科では責任をもって育てていきます、といったことを学科紹介ではお話させていただきました。







学科紹介後の体験講座では、午前は村上陽子先生の文学講座、午後は山口先生の図書館情報学講座も行われました。
こちらの内容は後日、「おきこくにちぶんチャンネル」で公開予定なので楽しみに待っていてくださいね。







体験講座と学科紹介の合間の時間には、説明会会場の隣の教室を貸し切って、「おきこくにちぶんライブラリー」と題したミニミニ図書室をオープンしました。
学科で使っている教科書やノートの展示、国語の先生、日本語教師、図書館司書などの専門職を知る上で先生たちのおすすめ本、さらに、日本文化コース、琉球文化コース、多文化間コミュニケーションコースを知るためのポスター展示なども行いました。



特に人気が高かったのが、琉球語クイズのポスターです。1つ、2つ、3つ、などの数の数え方はなんとか若い世代の高校生でも理解はしていましたが、これが一人、二人、三人といった、人数の数え方表現になると意外に難しい! ブースを担当してくれた与那国島出身の3年生の見事な解説もあって、たくさんの受験生の皆さんが、琉球語に関心を持ってくれたことがとてもうれしかったです。













沖縄は梅雨明け後、連日の猛暑が続いています。暑い中、ご来場いただいた受験生の皆様に心から感謝申し上げます。
第2回オープンキャンパスは、7月14日開催です!
「国語の先生」「ことばのふしぎ」をテーマにした体験講座を用意していますので、ぜひまたご来場ください!