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日本文化学科のブログ

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【田場裕規先生の編著書『火難の首里城』が出版されました!】

先生も頑張ってます
日本文化学科で、国語科教育学の授業と古典文学の授業を担当されている田場裕規先生の編著書が発行されました。
本書は、日本文化学科でも琉球文化コースの授業を長く担当していただいた狩俣恵一先生(現在は沖縄国際大学名誉教授)との共同編著書となっており、2024年7月中旬からオンライン書店等で販売されています。

『火難の首里城 大龍柱と琉球伝統文化の継承』
 2,500円 +税
 ISBN: 978-4-7554-0348-4 
 発行:インパクト出版会

<概要> 烈火に包まれて焼失した建造物の首里城や彫刻の大龍柱には、琉球沖縄の思想が息づいている。その再建をめぐって首里城正殿の大龍柱の「向き」が論争となった。本書は琉球の歴史や伝統文化の継承の観点から大龍柱の向きを検証した。(https://impact-shuppankai.com/products/detail/347より)



本書は2022年5月に行われた、沖縄国際大学南島文化研究所の第217回シマ研究会での議論が契機となって編まれたものです。
狩俣恵一先生を中心に、田場先生をはじめとする6人の著者が首里城大龍柱問題に切り込んでおられます。

「首里城の再建が進む中で、その工事の陰で見失ってしまったことをもう一度、読者の皆様と考えていきたい」と田場先生。
お近くの書店、図書館等でぜひご覧ください。