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日本文化学科のブログ

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【図書館学担当の山口先生のコラムが図書館専門誌に掲載されました】

図書館司書課程通信
日本文化学科で図書館学の授業を担当している山口先生のエッセイが『図書館雑誌』の2025年4月号に掲載されました。
このエッセイは、日本図書館協会図書館の自由委員会のメンバーが持ち回りで担当する連載コラム「こらむ図書館の自由」の一編で、2013年から委員を務める山口先生が担当したものです。

このコラムでは、昨年、採択70周年を迎えた「図書館の自由に関する宣言」の主文を載せたポスターにまつわる2つのエピソードを紹介しています。
1つは、山口先生が沖縄県内の図書館関係者とともに編集している『沖縄県図書館協会誌』での取り組み、もう1つは、宣言ポスターが「法律でも何でもないのに貼るのはおかしい」という指摘を受けて剥がされたという事例です。自由宣言は法律ではない、ただのガイドライン、と単純に考えてもよいのでしょうか?



コラムの全文は、後日、日本図書館協会のサイトから閲覧することができるようになるそうです。
https://www.jla.or.jp/committees/jiyu/tabid/639/default.aspx

これまでにも、山口先生が担当したこらむとして、
●「改めて「個人情報」について考えてみませんか?―行政機関等匿名加工情報に関する提案募集をめぐって」
●「図書館員の倫理とインフォームドアセント」
●「コロナとホームレスと公共図書館」
●「「図書館の自由」をおびやかす「組織」ってなんだろう?」
●「新しい生活、どうしようと思ったら大学図書館へ」
 ●「「政治的中立性」と「図書館の自由」は対立するか?」
 ●「図書館の自由からみた学校図書館法改正」
などが掲載されています。

『図書館雑誌』は日本図書館協会から毎月発行されている月刊誌で、このコラム以外にも図書館の情報が満載です。本学図書館にも所蔵されていますので、司書課程のみなさんはぜひ毎月チェックしてみてくださいね。