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日本文化学科のブログ

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【図書館記念日をPRする「りっかりっかとしょかん2025」のお手伝いに行ってきました!】

図書館司書課程通信
みなさんは「図書館記念日」をご存じでしょうか?
今日の図書館の発展の基盤となった「無料の原則」などを定めた図書館法という法律が定められたのが昭和25年4月30日。この日をお祝いするために、日本図書館協会が制定したものが「図書館記念日」なのです。
そして、沖縄県図書館協会はこの記念日を県民に広く知ってもらうための運動として、「りっかりっかとしょかん」を合言葉に、様々な取り組みを行っています。

4月19日(土)、沖縄県立図書館にて開催されたイベントもオープニングセレモニーもその一つ。
日本文化学科の司書課程の学生たちもこのイベントでお披露目された「沖縄県図書館協会のあゆみ」という展示パネルの作成に協力しました。
このパネルでは、過去に『沖縄県図書館協会誌』という専門誌に掲載された司書課程の学生たちが取り組んだプロジェクトが2つ紹介されています。2018年の沖縄少年院でのビブリオバトルのデモンストレーション、2023年~2024年の認知症の方にやさしい図書館づくりのプロジェクトです。





この日のイベントは、司書課程の授業でも日頃お世話になっている望月道浩先生の司会の下で進み、「図書館は、日本国憲法に定められた、知る権利、学ぶ権利を保障する役割を担っており、いつでも・どこでも・だれでも真理を追求できる場所です」という説明がありました。
また、「沖縄可否の会」の皆さまによる、ピアノ演奏と朗読も行われ、来館した方が足を止めて、素敵な朗読に耳を傾けている様子も見られました。





司書課程で作成に協力したパネルは、5月中まで県立図書館3Fエントランスで展示されています。



司書課程の学生たちの取り組みはもちろん、沖縄の図書館の歴史を知ることができるパネルになっていますので、県立図書館にお立ち寄りの際はぜひご覧いただき、図書館の存在意義や読書の大切さを考える機会にしていただければと思います。