【学校司書を目指す学生たちが宜野湾市の小学校でブックトークの実習にチャレンジしました!】
図書館司書課程通信
2025年7月16日(火)、松川まゆみ先生のご指導の下、宜野湾市にある普天間第二小学校の先生方のご協力を得て、学校司書の資格取得を目指してがんばっている4年生4名が「ブックトーク」の実習を行いました。
「ブックトーク」とは1つのテーマの下で5~10冊ほどの本を数珠つなぎに紹介していき、読書への関心を引き出すことを目的とする読書指導の1つです。
実習の舞台は小学校6年生の国語の授業。7月中旬の国語の授業で、ちょうど子どもたちが「ブックトーク」を学習することになっているそうで、そのお手本として、1時間の授業を学生たちが担当させていただくことになりました。
1時間目に行われた「ココロの大ぼうけん!」をテーマにしたブックトークでは、『ココロ屋』『にんきもののひけつ』『科学でゲーム できっこないさ!』『ぼくはおじいちゃんと戦争した』『思わず他人に試したくなる心理テスト』『21世紀に残したい沖縄の民話21話』の6冊を紹介しました。
『ココロ屋』『にんきもののひけつ』の2冊は、あらすじを説明しつつ、本の一場面を朗読して読書の魅力を伝えたり、『科学でゲーム できっこないさ!』や『思わず他人に試したくなる心理テスト』では、本を使ったクイズやゲームを取り入れて、読書がちょっと苦手な子どもにも、読書の楽しさが伝わるように工夫しました。
『科学でゲーム できっこないさ!』では、片目をつぶって、両手に持った鉛筆の芯の先をくっつけることができるか、担任の先生にも協力していただいて、チャレンジするといワークを行って、教室が大盛り上がり。「できないよー」「なんでー」という声があちこちから聞こえてきました。
2つ目の、紙コップを2個同時にひっくり返して、3回以内に全て上向きにできるか、というワークでは、担任の先生は失敗したものの、子どもたちは1発で成功してしまって、あれれれれ? 思いがけない結果に学生がびっくりする、という場面もありました。



実際の子どもたちを前に、1時間の授業をたっぷり使ってのブックトークということで、学生たちはたいへん緊張した様子でしたが、本を紹介した時の生徒たちの素直な反応がはげみにもなり、ブックトークの難しさ・面白さはもちろん、教壇に立つことの意味についても深く学んだ一日になりました。
また、担当の先生の計らいで子どもたちから感想を伝えてくれる時間も作ってくださり、チャイムが鳴った後に、本のところにわっと集まってきてくれて、感想を伝えてくれたり、本を通して子どもたちとの楽しい交流もできました。

授業後には、この日紹介した本のリストとアンケート用紙を配布して、ブックトークの感想や読みたくなった本はある?、といった質問に答えてもらいました。
アンケートを書き終えた子どもたちが、紹介し終えた本が置いてある黒板のところにたくさん集まってくれて、気になった本を思い思いに手に取ってくれたことがとてもうれしかったです。

実施に向けてご協力いただきました、普天間第二小学校の6年生の先生方、本当にありがとうございました。また、ブックトークを熱心に聞いてくれた子どもたちにも、受講生一同、感謝の気持ちでいっぱいです。来週から始まる「ブックトーク」の授業、がんばってくださいね。
「ブックトーク」とは1つのテーマの下で5~10冊ほどの本を数珠つなぎに紹介していき、読書への関心を引き出すことを目的とする読書指導の1つです。
実習の舞台は小学校6年生の国語の授業。7月中旬の国語の授業で、ちょうど子どもたちが「ブックトーク」を学習することになっているそうで、そのお手本として、1時間の授業を学生たちが担当させていただくことになりました。
1時間目に行われた「ココロの大ぼうけん!」をテーマにしたブックトークでは、『ココロ屋』『にんきもののひけつ』『科学でゲーム できっこないさ!』『ぼくはおじいちゃんと戦争した』『思わず他人に試したくなる心理テスト』『21世紀に残したい沖縄の民話21話』の6冊を紹介しました。
『ココロ屋』『にんきもののひけつ』の2冊は、あらすじを説明しつつ、本の一場面を朗読して読書の魅力を伝えたり、『科学でゲーム できっこないさ!』や『思わず他人に試したくなる心理テスト』では、本を使ったクイズやゲームを取り入れて、読書がちょっと苦手な子どもにも、読書の楽しさが伝わるように工夫しました。
『科学でゲーム できっこないさ!』では、片目をつぶって、両手に持った鉛筆の芯の先をくっつけることができるか、担任の先生にも協力していただいて、チャレンジするといワークを行って、教室が大盛り上がり。「できないよー」「なんでー」という声があちこちから聞こえてきました。
2つ目の、紙コップを2個同時にひっくり返して、3回以内に全て上向きにできるか、というワークでは、担任の先生は失敗したものの、子どもたちは1発で成功してしまって、あれれれれ? 思いがけない結果に学生がびっくりする、という場面もありました。
実際の子どもたちを前に、1時間の授業をたっぷり使ってのブックトークということで、学生たちはたいへん緊張した様子でしたが、本を紹介した時の生徒たちの素直な反応がはげみにもなり、ブックトークの難しさ・面白さはもちろん、教壇に立つことの意味についても深く学んだ一日になりました。
また、担当の先生の計らいで子どもたちから感想を伝えてくれる時間も作ってくださり、チャイムが鳴った後に、本のところにわっと集まってきてくれて、感想を伝えてくれたり、本を通して子どもたちとの楽しい交流もできました。
授業後には、この日紹介した本のリストとアンケート用紙を配布して、ブックトークの感想や読みたくなった本はある?、といった質問に答えてもらいました。
アンケートを書き終えた子どもたちが、紹介し終えた本が置いてある黒板のところにたくさん集まってくれて、気になった本を思い思いに手に取ってくれたことがとてもうれしかったです。
実施に向けてご協力いただきました、普天間第二小学校の6年生の先生方、本当にありがとうございました。また、ブックトークを熱心に聞いてくれた子どもたちにも、受講生一同、感謝の気持ちでいっぱいです。来週から始まる「ブックトーク」の授業、がんばってくださいね。