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日本文化学科のブログ

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【「言語情報文化コース」の魅力とは? コース担当の先生に聞いてみました!】

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2026年度から新たに日本文化学科でスタートしている「言語情報文化コース」。
これまでの「日本文化コース」と何が変わるのでしょうか。また、司書を目指す学生や古典文学に興味のある学生にとって、どのような学びが待っているのでしょうか。担当教員の先生方の研究室にお邪魔してお話を伺いました。

―――今年からスタートしている「言語情報文化コース」は今までの「日本文化コース」とどう違うのですか?

桃原先生: 言語情報文化コース」では、これまで日本文化コースで学んできた日本語学や文学、日本文化に関する内容を大切にしながら、さらにICTや情報活用能力を高めるための科目を充実させています。一見すると、言語学や文学と情報学は別々の分野のように思われるかもしれません。しかし、言語学、文学、図書館情報学、国語教育学は、いずれも「ことばによる情報」を扱う学問です。私たちは日々、文章を読んだり書いたりしながら情報を受け取り、発信しています。そうした「ことばの力」を深く学ぶことは、情報社会を生きるうえでも非常に重要です。
 新しいコースでは、言語の仕組みを理解し、文学作品を味わいながら表現力や読解力を高めることに加え、ICTスキルや情報活用能力も身に付けることができます。人文学の学びと情報技術を結び付けた、これからの時代にふさわしい学びができる点が大きな魅力です。また、中高の国語科教員など、将来の就職や専門職へのステップアップにもつながる実践的な力を養うことができます。

―――将来、司書になりたい人は言語情報文化コースに所属することになりますか?

名城先生: そうですね。司書を目指す学生には、ICTや文学、図書館情報学など、図書館業務に関わる幅広い知識を学ぶことができる言語情報文化コースがおすすめです。現代の図書館では、本を扱うだけでなく、デジタル情報の管理や情報検索支援なども重要な仕事になっています。そのため、情報に関する知識やスキルを身に付けることは大きな強みになります。
 ただし、司書という仕事は非常に幅広く、多様な専門性が求められます。例えば、沖縄の歴史や文化に詳しい司書になりたい人は「琉球沖縄文化コース」、海外の文化や国際交流に関心がある人は「多文化間コミュニケーションコース」で学ぶことも有意義です。
 日本文化学科では、3年次からコースを選択します。1・2年次の学びを通して、自分はどのような分野に興味があるのか、将来どのような司書や社会人になりたいのかをじっくり考えることができます。ぜひ自分なりの「軸」を見つけて、自分に合ったコースを選んでください。



―――私は古典の世界が大好きです。「源氏物語」や「徒然草」「万葉集」などの古典文学の研究もできますか?

田場先生: もちろんです。言語情報文化コースになっても、古典文学や日本文化を学ぶ機会はこれまでと変わらず充実しています。古典文学というと、「難しそう」「昔の言葉が読めない」といったイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、古典の世界には現代にも通じる人間の悩みや喜び、恋愛観、価値観が数多く描かれています。例えば、平安時代の物語から恋愛について考えたり、昔話や伝説を通して人々の暮らしや文化を読み解いたりすることができます。
 古典文学を学ぶことは、単に昔の作品を読むだけではありません。その時代の人々がどのように考え、どのような社会の中で生きていたのかを知ることにもつながります。そうした学びは、現代社会や私たち自身を見つめ直す視点を与えてくれます。
 私たちは「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく」をモットーに授業を行っています。古典文学や日本文化に興味のある人はもちろん、「これまであまり触れたことがない」という人でも、楽しみながら学ぶことができます。

―――日文の志願者の中には、夏目漱石や太宰治などの本を読むのが好きな受験生も多いと思います。そうした現代文学の研究についても教えてください!

村上先生: 日本近代文学は、明治以降の急速な社会の変化の中で生まれました。人々の暮らしや価値観が大きく変わるなかで、作家たちは新しい時代に生きる人々の悩みや葛藤、喜びや不安をありのままに描こうとしました。そこには、簡単には答えの出ない問題や、人間の複雑な感情が豊かに表現されています。
 現代を生きる私たちも、人とのコミュニケーションに悩んだり、自分の気持ちをうまく伝えられなかったりすることがあります。恋愛や友情、家族との関係、将来への不安など、人が抱える課題は時代が変わっても意外と変わりません。近代文学の作品を読むと、「昔の人も同じようなことで悩んでいたのだ」と気づかされることがたくさんあります。
 また、近代文学は単に物語を楽しむだけではなく、その時代の歴史や社会について学ぶ入り口にもなります。作品の背景を知ることで、明治・大正・昭和という時代がどのような社会だったのか、人々がどのような価値観を持って生きていたのかを理解することができます。文学は、人間の心と社会の歴史を同時に学ぶことのできる、とても魅力的な学問です。
 授業では、作品を丁寧に読みながら、その時代の文化や社会状況にも目を向けていきます。有名な作家や作品に触れるだけでなく、登場人物の心情や作家の表現の工夫についても考えます。文学を通して読解力や想像力を養い、多様な価値観に触れることで、人を理解する力も深めていくことができます。
 文学が好きな人はもちろん、「本を読むのはあまり得意ではない」という人も大歓迎です。物語を楽しみながら歴史を学び、人の心を学び、自分自身についても考える。そんな豊かな学びの世界が、日本近代文学には広がっています。ぜひ一緒に、近代文学の奥深い魅力を探究していきましょう!



言語情報文化コースは、ことばや文学、日本文化について深く学びながら、現代社会で求められる情報活用能力やICTスキルも身に付けることができる新しいコースです。国語科教員や司書を目指す人はもちろん、出版、情報関連企業、公務員など、幅広い進路につながる学びが用意されています。

「ことばが好き」「本が好き」「情報を扱う仕事に興味がある」「日本文化をもっと知りたい」――そんな皆さんにぴったりのコースです。ぜひ言語情報文化コースで、新しい時代の学びに挑戦してみてください。