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日本文化学科のブログ

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【新入生歓迎メンバーシップトレーニングを開催しました!】

イベント
2018年4月15日、日本文化学科の春の恒例行事、メンバーシップトレーニングを開催しました。
 
このイベントは新入生のみなさんが大学生活にスムーズに移行できるように、日本文化学科での学びのエッセンスをクイズやゲーム、アトラクションで体験したり、クラスメイトや先輩、先生たちと交流を深めることを目的として毎年4月に開催されています。

イベントの運営はすべて2年生がボランティアで行ってくれていて、毎年、趣向をこらして楽しいゲームを考えてくれています。今年は次のような面白いゲームを考えてくれました。

「書道ブース」 グループで1人ずつ指定された文字を筆で書いて、書き順と全体の文字のバランスを採点するゲーム。
「外国語ブース」「英語ブース」 身近にある道具を英語や外国語ジェスチャーで表現するブース。
「読解力ブース」 論理パズル的な文章を読んで、制限時間内に回答を導く。
「朗読ブース」 「真夏の夜の夢」のパロディシナリオをもとに、小道具も活用しながら即興劇を演じ、芸術性、独創性、応用力などを評価する。
「古典ブース」 百人一首を楽しむブース。
「文学ブース」 「源氏物語に出てくる光源氏の恋人の名前を2つ以上答えよ」など、文学に関するクイズを出題。
「教職ブース」 沖縄の難しい地名、難しい魚の読み方など、沖縄の国語の先生になるには知っておいた方がよい知識を得る。
「図書館ブース」 キータッチの早打ちゲーム、学科の先生の本をOPACで探すゲーム、「ニュースが分かる本」「図書館戦争」といった書名の本を、0~9類に分けていく分類ゲーム。


ゲームのあとは、上位チームの表彰式、入学前課題として、AO入試・推薦入試合格者の表彰もありました。
今年度最優秀賞を受賞したのは、『堤中納言日記』と『「わかる」ということの意味』の作文を書いた野々口颯さん。どちらも難しい本ですが、丁寧に読み込み、自分の経験をふまえて身の回りの出来事を批判的に見つめることができている点が高く評価されました。


表彰式では朗読ブースで優秀な点数をとったチームによる「真夏の夜の夢」の再演や、2年生演劇同好会によるお手本の上演もありました。同じ即興劇を先生たちにやらせる、という無茶ぶりもありつつ、新入生、上級生、先生たちとが集い、語り合う、有意義な交流の一日になりました。