1年生全員が受講する必修科目「リテラシー入門Ⅰ」では、合同ガイダンスとして全クラスが一斉に集まり、図書館の活用法のレクチャーやキャリア教育などを行っています。
6月20日の授業では、沖国大にある「キャンパス相談室」において、カウンセラー業務を行っていらっしゃる臨床心理士の稲田政久先生と比嘉紀枝先生からお話を伺いました。

4名のカウンセラーが年間１１００件程度の相談を受ける沖国大のキャンパス相談室。
今回は比嘉先生がたくさんの架空事例をご用意くださいました。

たとえば、「やる気が出ない」、「友人の相談を受けすぎて自分も辛くなってしまった」など、一見誰にでもあるささいな悩みであっても、キャンパス相談室に行けばきちんと相談に乗ってもらえます。

カウンセラーが目指すのは、物事を一方向からだけ見るのではなく、いろんな方向から見てみること、間違いを指摘することではなく違いを受け入れることなのだそうです。


中盤では、自分を見つめ直したり、違いを受け入れたりすることを目指す楽しいワークもありました。
稲田先生からは、ハラスメントなど、自分が被害者・加害者になりうる状況について具体的な事例を元にしたお話がありました。

大学生は「自分とは何か？」「自分は何になりたいのか？」など悩みの多い時期。学業や就職活動、恋愛などで思いがけずつまづくこともあるかもしれません。そんなときには、キャンパス相談室で少し心を整理してみませんか？

心理テストやリラックス法、アロマスプレー作り、芸術療法などを体験できるティーアワーもほぼ毎月開催されています！