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日本文化学科のブログ

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【図書館情報学担当の山口先生が学校の先生や図書館員さん向けの著作権講習の講師を務めました】

先生も頑張ってます
8月といえば、小中高校の先生、図書館や博物館・公民館などの教育施設の職員の方が夏休みを利用していろいろな研修会に参加されています。大学の先生たちは専門分野を活かして、それらの研修会の講師を務めています。

2018年8月8日に沖縄県総合教育センターで開催された情報教育指導者等養成講座もその1つで、日本文化学科で図書館情報学を担当している 山口 真也 (Yamaguchi Shinya) 先生がその講師を務めました。

図書館では本やCD、DVDなどの著作物を使って日々サービスを行っているので、著作権法の理解は司書になるために必須です。山口先生も司書課程の授業で著作権法のことをよく教えていることもあって、今回の講師を務めることになりました。

講習では、
「著作権はいつ発生するの? 特許や商標のように登録する必要はあるの?」
「新聞記事は著作権法の保護対象になる? ならない?」
「著作権法の目的は著作者の権利を守ること?」
「個人著作物の著作権は死後50年で消滅するの? 本当に?」
「著作権フリーって著作物を自由に利用していいということなの?」
「レンタルDVDを上映会に使っていいの?」
などなど、クイズ形式で参加者の皆さんに問いかけながら、楽しく著作権法の理解を深めていきました。

「普段は図書館の司書の方々向けの研修を担当していて、学校の先生方にはお話をする機会はあまりないので、かなり緊張しましたが、本日の研修を教育現場で少しでも役立てていただけると嬉しいです」と山口先生。
小中高校の先生方、教育施設の職員の皆様も暑い中、早朝から夕方までの研修、お疲れ様でした。