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日本文化学科のブログ

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【4年生による卒業論文集、続々刊行中です。本日は3冊が届きました!】

研究室・ゼミナール紹介
「読む・書く・表現する」をカリキュラムの中心とする日本文化学科では、最終学年の4年生になるとこれまでの学業の集大成として、1人1人に「卒業論文」の執筆が義務化されています。1人20000文字以上、学生によっては原稿用紙100から200枚にも及ぶ学術論文を書き上げることもあります。



卒業を控えたこの時期は、各自の卒業論文を1冊の本に製本して、学外の図書館や各研究室に寄贈する活動を行っています。
2018年度の卒業論文集も続々と刊行されていて、この日は、古典文化研究(葛綿正一先生)や日本語学研究室(下地賀代子先生)、国語教育学研究室(桃原千英子先生)から最新号が届きました。

どの論文も学生らしい若々しい感性と新しい視点がつまったものになっていますが、古典文化を研究する、日本語や国語を研究する、とはどんなことなのか、イメージできる論文のタイトルを一部ご紹介します。

●日本語学研究室
「『弱虫ペダル』の方言からみる役割語について」
「アニメ・ゲームのキャラクターにみる沖縄方言」
「ビジネス敬語における前置き表現の分析」
「バイト敬語おけるぼかし表現について」
「「大丈夫」の使われ方と意味の変化について」
「死語になる若者言葉の傾向について」

●古典文化研究室
「日本神話から見る月齢命研究」
「神話における冥界と死について」
「『竹取物語』かぐや姫の罪を中心に」
「源氏物語 物の怪論」
「助動詞「けり」でみる『宇治拾遺物語』」
「鳥獣人物戯画の研究」
「鳥羽絵本から現代漫画への進化」
「平安時代の女性像 光源氏が求めた女たち」

●国語教育学研究室
「教材としてのライトノベルの可能性」
「情報認識力を育成する国語科教育」
「読書教育カリキュラムの再検討」
「コミュニケーション能力向上を目指す教育法の考察」
「求められるべき朝読書に関する一考察」