文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【図書館学担当の山口先生が長崎県佐世保市で開催された日本図書館協会基礎講座の講師を務めました】

先生も頑張ってます
大学の春休みは小中高校よりもかなり長くて、2月~3月、ほぼ2か月間あります。その間、大学の授業はお休みですが、先生たちはどんなことをしているのでしょうか? 

2019年3月11日、日本文化学科で図書館の授業を担当している山口先生が、日本図書館協会が主催する「図書館基礎講座in九州」に講師として参加し、山口先生が専門とする「図書館の自由」について長崎県の図書館員の皆様にお話をさせていただきました。



今回の研修の演題は「図書館の自由の基礎の基礎」。図書館の自由は図書館活動を支える基礎的な理念ですが、「基礎」の部分を改めて振り返ってみると、誤解しているところもたくさんあるように思われます。今回の講座では、資料収集の自由と提供の自由の違い、利用者の秘密を「守る」とはどのような意味なのか?、ただ外部に漏らさなければいいのか、といったテーマで、最新の事例も紹介しつつ、会場の皆さんと一緒に、図書館の自由の基礎を楽しく学習しました。

日本図書館協会が九州地区で開催している基礎講座は2011年から毎年開催されていて、今年で8回目。山口先生は2012年の久留米での開催回から毎回、「図書館の自由」の講師として参加しています。

次回の基礎講座の開催はついに「沖縄」?、という噂もあるようです。「県内外の図書館員さんが集う機会は沖縄にはないので、沖縄での開催をぜひ実現したいです」と山口先生もお話していました。