沖縄県図書館協会という団体が昨年度からとりくんでいる「りっかりっか図書館」運動。図書館記念日の4月30日前後に、図書館の利用を促進するために各地の図書館で様々な取り組みを進めていますが、4月20日にそのキックオフイベントがうるま市立中央図書館で14時から開催されることになっています。



日本文化学科の図書館情報学ゼミで学ぶ4年生のみなさんもこのイベントのお手伝いをしていて、この日は沖縄県図書館協会の歩みを紹介したパネル展の作成にとりかかりました。
沖縄県図書館協会では毎年、『沖縄県図書館協会誌』という雑誌を発行していますが、第一号をみると『沖縄図書館協会誌』というタイトルになっています。なぜ「県」がついていたり、ついていなかったりするのか、図書館利用者の視点で不思議に思ったことをクイズ形式でまとめたパネルを作成しました。

1970年代に発行された古い協会誌は沖縄県立図書館にしか所蔵されていないことがわかって、あらためて図書館で地域資料を保存する意味を学んだり、協会誌を調べに県立図書館に行って、新しい郷土資料室の充実ぶりに驚いたり、パネル作成を通してたくさんのことを学ぶことができました。

キックオフイベントには、沖縄県図書館協会の協会長のほか、共催団体であるJICA沖縄の所長や、りっかりっか図書館のために素敵なオリジナルポスターを書き下してくださった、ももココロ先生にもご出席いただきます。
朗読ボランティア「すだち」のみなさんおはなし会や、オープニングイベントでは、子ども向けの図書館にまつわる楽しいクイズも(景品付き！)あって学生たちもボランティアとしてお手伝いする予定です。

4月20日の午後は、ぜひうるま市立中央図書館にお越しください！