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日本文化学科のブログ

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【1年生向け必修科目「リテラシー入門Ⅰ」で「こころの健康ガイダンス」を開催しました】

1年生、頑張ってます!
少し前ですが、2019年6月26日、熱帯低気圧が近づく大荒れのお天気の中、1年生が全員受講する必修科目「リテラシー入門Ⅰ」という授業の中で、沖縄国際大学キャンパス相談室のカウンセラー、比嘉紀枝さん・稲田政久さんを講師に「こころの健康ガイダンス」が行われました。



1年生も入学してから3ヶ月がたち、大学生生活に慣れ、自分自身や周りと自分との関係や人生の選択(専門分野の専攻、就職、結婚など)について深く考えることも増えてきます。この時期は、それによる不安や落ち込みに対する相談が増えてくる時期でもあり、キャンパス相談室を訪れる学生も多くなるそうです。

本ガイダンスでは、日本文化学科の1年生に向けて、キャンパス相談室の紹介や、大学生特有の悩み、それに対する心構え、ハラスメントについて話していただきました。

キャンパス相談室では、学生面談やハラスメント相談、学生の家族からの相談も可能で、年間1200件の相談等を受けています。
相談室には男女あわせて4人の専門資格を有したカウンセラーが勤務しています。また、リラックスして相談できるようアロマを置いたり、きちんと閉じた空間で相談がしやすい環境が整えられています。

人はうまく行かないとき、ひとつの視点でしか考えられなくなってしまいます。そんな時に人と話すことで視点の転換ができることがあり、カウンセラーは対話することで、相談者の「ものの見方」を変える手伝いをしてくれます。

ガイダンスでは「架空の」事例をとおしてカウンセラーとして事例に対しての注目するポイントや気をつけることについて話していただきました。
自分にも当てはまりそうな事例もあり、ガイダンス中「相談に行こうか」などとおもうこともあり、今日ガイダンスを受けた学生にも響くことがあったのではないかと思います。



キャンパス相談室では、定期的に「ティーアワー」という「学生同士ならびにカウンセラーが楽しみながら、毎回ひとつのテーマをもとに体験する小集団のプログラム」も行われています。7月上旬には、ツボや呼吸法についてレクチャーを受け、リラックス法を知るプログラムが予定されています。今日のガイダンスを通して、こころの健康に関心が深まった人はティーアワーにも参加してみましょう。