文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【琉球語学&琉球芸能文学研究室のみなさんが石垣島・竹富島でフィールドワークを行いました!】

琉球文化コースの取り組み
大学生の夏休みといえば、8月上旬から9月末まで続きますが、この間も学生たちは普段はできないような様々な勉強をしています。
研究室ごとの調査旅行もその1つで、県内外、時には海外にも足を向けて、各研究室のテーマに沿った調査やフィールドワークを実施しています。



8月19日から21日にかけて、西岡敏先生率いる琉球語学研究室のみなさんと、狩俣恵一先生率いる琉球芸能文学研究室のみなさんは合同研究室調査ということで、石垣島に行ってきました。

19日午後、琉球芸能文学研究室のメンバーは狩俣先生の郷里でもある竹富島を自転車などで巡見、琉球語学研究室のメンバーは石垣島で言語継承活動を行っていらっしゃる半嶺敬子さん(石垣市夫人連合会)より、しぅまむに(石垣の島言葉)の講話と実践的授業を受けました。

半嶺さんは、現役で保険会社にお勤めの方で、幸い、保険会社の一室をお借りでき、お話を聴くことになりました。

半嶺さんご自身は石垣市宮良という集落のご出身ですが、お仕事のかたわら、石垣中をかけまわり、記録と継承活動を続けていらっしゃいます。

言語の保存・継承にはいろいろな関わり方があるといことを半嶺さんのご活躍を通して知ることができ、学生たちも大いに刺激を受けたようです。

※写真は半嶺さんからいただいたハンドアウトです。
半嶺さんの郷里、宮良集落の有名な昔話、「赤馬節の由来」の絵本の一部もあります。宮良言葉(めーらむに)で語れるようになっています。