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日本文化学科のブログ

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【司書課程の学生たちが浦添中学校へビブリオバトル研修会のコーディネートに行ってきました!】

図書館司書課程通信
2019年10月9日、浦添市立図書館の主催の下で、図書委員の皆さんに「ビブリオバトル」という読書活動を体験してもらう研修会が開催され、図書館学担当の山口先生が講師を務め、司書課程の学生さんたちもお手伝いに行ってきました。



「ビブリオバトル」とは、自分が読んで面白いと思った本をもちよってお互いに紹介しあい、簡単な質疑応答を通して、一番読みたくなった本1冊に投票して「チャンプ本」を決める書評会です。

今回は浦添市立図書館が12月に開催を予定しているセミナーのPRも兼ねて、市の中学生にもぜひビブリオバトルに関心を持ってほしいということで、ビブリオバトルを体験してもらおう、ということになりました。

が、いきなりビブリオバトルをやってみるのは大変なので、今回は特別に、浦添中学校の内田校長先生、学校司書の金城先生、図書館主任の西位先生にデモンストレーションとしてビブリオバトルをやって見せていただき、その後、シナリオ作りのワークと、2人1組での練習、さらに代表者4名による生徒さんによるミニビブリオバトル大会を開催しました。



ちなみに、先生たちのデモ大会のチャンプ本は内田先生が紹介された『ナマコ天国』、生徒さんたちのミニビブリオバトル大会でのチャンプ本は『思い出が消えないうちに』でした。



今回、生徒さんたちには3分間の本の紹介にチャレンジしてもらいましたが、2人1組での練習では、余った時間を上手に使って本の中の挿絵を見せて説明する様子が見られたり、生徒さんによるミニビブリオバトル大会では後半になるにつれてだんだん質問が上手になっていったり、と短い時間でしたが、生徒さんたちがあっという間にビブリオバトルのコツをつかんでくれて、本格的なビブリオバトル体験ができたように思います。



研修会終了後には、図書委員のみなさんからのお礼ということで、手作りのしおりもいただきました。_(._.)_
浦添中学校の図書委員のみなさん、これからも学校の読書のリーダーとしてたくさん図書館を使ってくださいね。



会場準備などでお手伝いいただいた浦添市立図書館の皆様にもこの場を借りてお礼申し上げます。