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日本文化学科のブログ

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【推薦入試合格者向け入学前ガイダンスを開催しました!】

イベント
2019年12月14日(土)、推薦入試の合格者を対象とした「入学前ガイダンス」を開催しました。

このガイダンスでは、推薦入試の合格者だけに与えられた「特権」でもある、入学までの長い時間をどのように有意義に過ごせばよいのか、学科長の下地賀代子先生や図書館司書課程担当の山口真也先生、琉球語担当の西岡敏先生、古典文学担当の葛綿正一先生、教職課程担当の桃原千英子先生、そして、日本語教育担当の奥山貴之先生からそれぞれお話しがありました。





後半は、入学後に一緒に学んでいく仲間と少し触れあってみよう、ということで、山口先生が考案した「仲間探し&仲間はずれ探しゲーム」と「私は誰でしょうカードゲーム」を行いました。





1つ目の「仲間探し&仲間はずれ探しゲーム」では、机の上に貼られた紙にある作品名をもとに、同じ作者の文豪や現代作家、作詞家、マンガ家を考えて、その作者のカードを持っている人と仲間になっていくというゲームです。AO入試でも同じゲームを行いましたが、今回はさらに難易度をアップさせて、仲間はずれカードもまぜてみました。
例えば、「チンプイ」「ドラえもん」「キテレツ大百科」「エスパー摩美」「T・Pぼん」は同じ作者(藤子・F・不二雄)のグループだけど、「怪物くん」と「のび太の月面探査記」は一見同じように見えるけど違う作者(藤子不二雄A・辻村深月)なので仲間はずれ、という問題です。
「川の流れのように」と「白い雲のように」は同じ作詞家だっけ、違ったっけ?、など、難問・珍問が続出でかなりグループ分けに難航していましたが、その分、合格者同士で声をかけ合う場面もふえて、楽しく取り組むことができました。





仲間グループが7つできた後は、お互いに自己紹介をした後、第二のゲームを行いました。このゲームでは、「夏目漱石」「原ゆたか」「カズオ・イシグロ」「あさのあつこ」「太宰治」などなど、日本文化学科のカリキュラムに関わりの深い人物を書いたカードをグループごとに配り、先生や4年生も参加して、本人だけ見えない状態にして、周りがヒントを出して答えていく、というワークを行いました。
最多回答数は「22」。優秀チームには下地学科長からお菓子詰め合わせのプレゼントもあったりして、大盛り上がりしつつ、入学後に学ぶ学問に触れることができた楽しいワークになりました。



終了後、合格者にインタビューしたところ、
「来る前は緊張していたけど、同じ学科の仲間たちに会えるので仲良くなりたいという気持ちで参加した。グループワークでたくさん話ができて、コミュニケーションを深められたと思う。将来は図書館司書を目指しているので、今日の先生の講話や仲間との交流を通して、これから頑張っていこうという気持ちがさらに強くなった」
「入学後のことや入学前の取り組みのことなどのリアルな話を聞いて不安になった部分もあったけど、合格者同士で交流する時間もたくさんあって、入学がますます楽しみになった。作者あてゲームが楽しかったのでまたやりたい!」
といった感想を寄せてくれました。



推薦入試の合格者のみなさん、本日の講話内容をふまえて、「学校の代表」という意識を忘れずに入学前課題にしっかり取り組み、残りの高校生活も有意義に過ごしてくださいね。
課題作文の到着を楽しみにしています!