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日本文化学科のブログ

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【図書館情報学研究室のみなさんが東村セミナーハウスの図書コーナーのリニューアルに取り組んでいます!】

図書館司書課程通信
沖縄国際大学には、県北部の東村に学生や教職員が利用できる宿泊型学習施設「東村セミナーハウス」が設置されており、ゼミ活動やスポーツサークルの合宿、後援会の交流や職員研修などで活用されています。
卒業を前にした図書館情報学研究室の4年生の皆さんが、在学中お世話になった東村のセミナーハウスにある「図書コーナー」のリニューアルに取り組むことになり、この日はゼミの時間を使って、様々なアイディア出しを行いました。



昨年合宿に行った時の写真や、最近合宿にいったほかのゼミの学生さんに依頼して撮影してもらった写真などを使って、現在の蔵書を確認したり、入口から図書コーナーまでの動線をチェックしたり。
そもそもどのような利用者がどのような目的で利用しているのか、設置時にはどのような目的があったのか、といったことを確認する為、セミナーハウスを管轄する学生部も訪問して、担当の職員さんにいろいろお話を聞いたりもしました。





その結果、現在のセミナーハウス図書コーナーの問題点・課題としては、
①セミナーハウス自体は活発に使われているが、図書コーナー自体はあまり利用されていない。(他のゼミの学生に聞いたところ、卒業前の4年生でも図書コーナーの存在を知らなかったと答えた学生が多い)
②年間予算が少なく、足りない分を寄贈本でまかなっているため、全体的に本が古く(昭和の本も!)、分野的にも自然科学の本が多いなど、利用ニーズにマッチしていない。
といった問題点が見えてきました。



そこで今回のリニューアルプロジェクトでは、せっかくの図書コーナーの利用を促進するための取り組みとして、
①図書コーナーに親しみやすい名前をつける
②入口から図書コーナーへ誘導するためのサイン(看板)を設置する
③蔵書を利用目的別に整理して配架する
④年間予算2万円を有効に活用してセミナーハウス利用者のニーズにマッチした資料を新たに購入する
⑤資料廃棄基準をつくり、定期的に蔵書を更新できるようにする
といった提案を含めた企画書を作成し、セミナーハウスに提案することになりました。



このプロジェクトは図書館情報学ゼミの4年生が最後の合宿でセミナーハウスを訪れる2月末まで続きます。どんなコーナーになるのでしょうか? 続報もお楽しみに!