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日本文化学科のブログ

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【AO・推薦入試合格者による入学前課題作文(読書感想文)の優秀賞の一次審査を行いました!】

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日本文化学科では、毎年、AO入試と推薦入試の合格者を対象とする「入学前課題」として、指定された図書を読んで感想文を書く取り組みを課しています。

この課題は、①大学入学後に学ぶ専門分野の基礎知識を身に着けることと、②将来の進路目標と自身の適性を考えることなどを目的として実施しています。
今年もAO入試合格者39名、推薦入試合格者50名がこの課題に取り組みました。



沖縄国際大学では日本文化学科以外の学科でもこうした入学前課題を実施していますが、日本文化学科では集めるだけではなく、感想文をそれぞれの分野の専門教員が評価し、入学後に「優秀賞」として表彰する制度を設けています。



今年の新入生に与えられた課題図書は以下の6冊で、この中から合格者は2冊を選んで、作文を提出することになっています。作文の提出数は以下の通りでした。
①近現代文学分野 
 太宰治『人間失格』・・・61本
②日本語分野 
 山口仲美『犬は「びよ」と鳴いていた』・・・14本
③古典文学・日本文化分野 
 坂口由美子『堤中納言物語―ビギナーズ・クラシックス』・・・9本
④琉球文化分野 
 岡本太郎『沖縄文化論 忘れられた日本』・・・25本
⑤多文化間コミュニケーション分野 
 井上優『相席で黙っていられるか』・・・14本
⑥図書館情報分野 
 猪谷千香『つながる図書館』・・・29本
⑦国語教育分野 
 佐伯胖『「わかる」ということの意味』・・・19本

先日の学科会議では、提出された作文の一次審査を行いました。どの分野の作品も、オリエンテーションでの課題のねらいをきちんと理解して書かれており、例年以上に審査がとても難しいね、という声も先生たちから聞こえてきました。

優秀賞の受賞作は、まだちょっと先ですが、4月中旬に開催される予定の新入生歓迎メンバーシップトレーニングにて発表することになっています。ご期待ください!