日本文化学科で図書館司書課程の授業を担当している山口真也先生が編集した『情報サービス論ーー情報と人々をつなぐ図書館員の専門性』という本が、一部内容を改訂して増刷されることになりました。



本書は2018年3月にミネルヴァ書房より、司書資格課程のテキストシリーズの1冊として出版されましたが、順調に売り上げを伸ばして、このたび増刷されることになり、その際、テキストで紹介している情報サービスに活用できるWebサイトや参考図書の内容を一部加筆修正することになりました。



山口先生は全体の編集に関わったほか、第1章「情報社会と図書館の情報サービス」と第5章「各種情報源の特質と利用法・解説と評価」を担当しています。さらに、各章のコラムで、ホームレス支援団体のスタッフの方へのインタビュー(ホームレスの方はどのような情報サービスを求めているか？)、沖縄県立図書館が取り組んでいる移民ルーツレファレンスの様子なども詳しく紹介しています。

「レファレンスサービスの基礎を学ぶための練習問題や、職場研修などでレファレンス問題を出し合う時の問題の作り方なども掲載しています。読み物としても楽しめるようになっています。学校司書のモデルカリキュラムにも対応しているので、学校図書館の仕事に関心がある方もぜひ手に取ってみてください」と山口先生。

出版社の商品紹介ページはこちらです。
https://www.minervashobo.co.jp/book/b352097.html