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日本文化学科のブログ

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【山口先生の連載エッセイ『みんなの図書館』に掲載、今回のテーマは図書館によるホームレス支援】

先生も頑張ってます
図書館司書資格課程を担当している山口真也先生。2ヶ月に1回のペースで連載している専門誌『みんなの図書館』でのエッセイの第6回目が2020年10月号に掲載されました。

今回のタイトルは「食べられなかったおにぎりーたとえ寝る場所がなくてもあなたには価値がある」。



最近、寒波が襲ったアメリカの公共図書館をホームレスと司書が占拠する「パブリック 図書館の奇跡」という映画が公開されて話題になっていますが、日本でも、住まいをもたない人たち(路上生活者、ホームレス)が図書館を利用することには様々な課題があります。
本を読む場所、情報を得る場所、学び育つ場所という図書館固有の機能と、つらい路上生活の中でひと時の休息を求めるホームレスの人たちのニーズの間に生じる「ずれ」をどのように捉えるか、排除ではなく、そのずれを埋めていくことために、図書館員はどのような視点を持てばよいのか、山口先生が学外研修先の東京で、ホームレス支援を手伝いながら感じたことがつづられています。

『みんなの図書館』2020年10月号は沖縄県内の公共図書館、大学図書館などで閲覧できますので、ぜひご覧ください。