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日本文化学科のブログ

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【第3回WEBオープンキャンパスを開催しました! 今回は総合型選抜直前対策!】

入試お得情報!
2020年9月13日、10時~10時45分、ZOOMを使ったオンラインでのオープンキャンパスを開催しました。

WEBオープンキャンパスはこれまでにも7月に2回開催してきましたが、今回は9月末に総合型選抜のエントリー書類提出が迫っている、ということで、総合型選抜試験の説明や、必要書類の確認、書き方のポイント、さらに、各コースや資格課程の先生から、書類作成や面接試験までに志望動機をこんなふうに深めておいてほしい、という具体的なアドバイスもありました。

後半は参加者のみなさんからチャットに書き込まれた質問に先生たちが答えていく、という質問タイム。
入試直前ということでたくさんの質問が寄せられ、あっという間の45分でした。



当日参加した下地学科長(日本語学担当)、西岡敏先生(琉球語担当)、田場裕規先(古典文学・国語教職担当)、奥山貴之先生(多文化・日本語教育担当)、山口真也生先生(図書館司書担当)からの質問への回答をご紹介します。

●「日本文化学科で学べる「ことば」には古語も含まれますか?」
→「古典文学をまなぶ授業や古典文法を学ぶ授業があります。国語科教職課程では大切な授業なので、日文では古語学習には力を入れています」「琉球語をマスターする上で、古語の知識は重要なので琉球文化コースでもしっかり勉強します。楽しみにしていてください」(田場先生・下地先生)

●「おじい、おばあと話したいから琉球語を学びたい、という志望動機でも大丈夫ですか?」
→「おじいおばあと話したいという動機は入り口としては良いと思います。すごく素敵な志望動機です。もう少し深めて、おじい、おばあと話したいということは大学での学問になるかどうか?、方言の講座は公民館などでもあるので、大学で学ぶ意味もぜひ考えてみてくださいね」(西岡先生)

●「「志願理由書」と「学修計画書」は区別する、卒業後のことは「学修計画書」に書くという説明がありましたが、志願理由書にも将来のことを多少書いてもよろしいですか?」
→「はい、志願理由書にも卒業後の目標、こういう仕事をしたいということはぜひ書いてくださいね。ただ、その仕事を通してどう社会貢献したいか、ということは学修計画書の方に書く欄があるので、そこは重複しないようにするとよいでしょう」(山口先生)

●「日本語教師を目指す人や、日本語学を学びたい志願者がよく「日本語は美しい、日本語は難しい」と言うのは問題だという説明がありましたが、そのことを考える上で読んでおいた方がよい本はありますか?」
→「日本語や日本文化については、たくさん本が出ています。これ、とはここで言いませんが、言語学、日本語学などの入門書を探してください」(奥山先生)

●「司書資格を取得するための授業は4年間ずっとかかるのですか? 学修計画書の参考にしたいです」
→「1年生から計画的に受講していけば、資格の授業そのものは3年生の前期でほぼ終わります。計画的に採用試験の勉強を進めるには、3年生後半からは学内の講座などを使って、試験勉強を行うというスケジュールがよいと思います」(山口先生)

●「司書を目指す私に面接に向けて何かアドバイスをください!」
→「司書資格を大学で取得するだけなら、日文以外にも、他学科でも可能です。ですので、面接では司書になりたい気持ちだけでなく、日文で何を学びたいか、ということもしっかり伝えるようにしてください。そして、司書になりたいという気持ちと、日文で学びたいという気持ちは決して別々のものではないと思います。沖縄のことを琉球文化コースで学んで、沖縄に詳しい司書になる、ということもできますよね。どんな司書になりたいのか、そのために日文のカリキュラムのどこに魅力を感じるのか、ということも考えておくと志望動機はさらに深まります」(山口先生)

当日参加できなかった人向けに、学修計画書の書き方をまとめた資料などは、後日、「オキコクの本棚」にアップロードされます。ぜひエントリー、面接試験に向けて参考にしてくださいね!





「オキコクの本棚」
https://www.okiu.ac.jp/admissions/bookshelf
※入学者選抜試験について、学科のことについて…様々な資料をまとめました。