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日本文化学科のブログ

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【「卒業論文奨励賞」授賞式を開催しました!】

研究室・ゼミナール紹介
日本文化学科では、4年生による卒業論文の執筆が必修化されており、各専門領域の下で各自が興味関心のあるテーマや題材を決めて、1人あたり50枚から(長い場合は)200枚に及ぶ論文を執筆することになっています。そして、学科の「ディプロマポリシー」に即して、学術的に価値の高い論文、または将来の進路につながるような卒業研究を行ったを学生を表彰する「卒業論文奨励賞」の表彰を4年前から実施しています。

例年は2年生向けの必修科目「ゼミナール入門」にて、これからゼミに進んで卒論をスタートする2年生の前で表彰式&報告会を開催していましたが、今年は1月に新型コロナのオミクロン株が沖縄県内で大流行したことから、時期をずらして、卒業証書授与式の中で開催することになりました。

プレゼンターは、学年主任の奥山貴之先生。
受賞卒論は以下の通りです。

●古典文学分野
「『雨月物語』論」

●日本近現代文学分野
「川端康成『雪国』における自然論」

●琉球文化分野
「昔話にみえる山姥と人間との関わり」
「沖縄芝居とミュージカルにみられる「薩摩侵攻」〜『琉球史劇 国難』・『ミュージカル尚寧王』の人物表象を中心に〜」-」

●琉球語分野
「「ヤイマヤマトゥムニ」の研究-世代差と地域差に注目して-」

●日本語学分野
「「気持ち」を表すオノマトペからみる音象徴」

●多文化間コミュニケーション分野
「日本の漫画のフランス語翻訳について」
「テレビCMにおけるジェンダー・ステレオタイプ的描写の変化」

●国語科教育分野
「SDGsとESDを中核に据えた国語科の授業デザイン」













「「ヤイマヤマトゥムニ」の研究-世代差と地域差に注目して-」をまとめた大竹さんは、ゼミの指導教員である下地賀代子先生とともに、2022年5月7日(土)に開催れる沖縄言語研究センターの定例研究会にて発表することになっているそうです。

詳しくはこちら。
https://sites.google.com/view/okinawa-ocls/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

日本文学科での卒業研究での学びや成果を生かして、これからも社会人として頑張ってほしいなと思います。
奨励賞受賞者の皆さん、おめでとうございます!