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日本文化学科のブログ

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【司書課程担当の山口先生が『図書館年鑑』に「図書館の自由」のレポートを発表しました】

図書館司書課程通信
日本図書館協会の「図書館の自由委員」もとつめている、図書館司書資格課程担当の山口先生が1年に1回出版される『図書館年鑑』というデータブックに「図書館の自由」をめぐるこの1年の概況レポートを寄稿しました。

レポートで取り上げているトピックは、捜査機関からの利用記録要請問題、大学図書館での利用履歴保存の問題、迷惑行為による入館禁止措置をめぐる問題、表現の自由・検閲をめぐる問題、出版社から回収を要請された図書をめぐる問題、そして2020年から猛威を振るっている新型コロナウイルス感染拡大下での図書館の自由の課題などさまざまな分野にわたっています。



このレポートからも分かるように、「図書館の自由」をめぐっては全国各地で日々新たな問題が起こっています。
「図書館の自由」は図書館の本質的な機能、そして、司書のミッションとしても非常に大切なテーマなので、これから総合型選抜試験を受験して、図書館司書を目指す受験生の皆さんにもぜひ関心を持ってほしい分野です、と山口先生。

『図書館年鑑』の2022年版は、日本図書館協会より7月下旬に発売されています。
お近くの図書館に所蔵されていたらぜひご覧ください。