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日本文化学科のブログ

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【ことばを学ぶカリキュラムのご紹介ーー書写・書道実習】

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「ことばのプロになろう!」を合言葉に、日々、トレーニングを重ねている日本文化学科の学生たち。
1・2年生の頃は、基礎的な言語学の科目は文章表現法などを学びますが、3年生になると、一人ひとりの興味関心にあわせて、より多様なカリキュラムの下で授業を選択できるようになっています。

ことばを学ぶ授業のなかで、人気科目となっているものが「書写」「書道実習」という通年科目です。
中学校や高校で実際に書道の授業を担当されていた先生を講師としてお招きして、高校までの授業とはまた違う、大学ならではの書道の授業が営まれています。



前期に開講される「書写」は、国語教員免許の取得を目指す学生たちが主に受講する授業で、中学校の書写教育に必要な知識と技能を習得することを主な目的としています。授業の前半を講義、後半を硬筆・毛筆の指導に充てて、小学校・中学校(書写)と高等学校(書道)との違いを踏まえ、小・中学校書写の教科書に題材を求め、授業を行っています。



後期に開講される「書道実習」では、書に親しみながら、中国・日本の書道史や用具・用材の扱い方についても学んでいます。文字に対する苦手意識をなくし、文字意識を高めながら、その人の技量に合った方法で丁寧に指導していただいています。



「一人でも多くの方が「書写」を好きになり、生涯にわたって書を愛好する心情を育んでいきたいです」と担当の仲舛先生。
今年の受講生のなかには高校のころに仲舛先生から教えていただいていた学生もいて、いつも以上に和気あいあいとした楽しい授業風景がみられました。