【キャンパスライフ日記2022②　国内留学をしています】



　京都先端科学技術大学に国内留学をしている日文の学生から、レポートが届きました。
充実した留学生活が伝わってくるレポートです。是非読んでください。



　今回は国内留学制度を利用してよかったと思うことをいくつか紹介します。
　私は歴史についてもっと多くの情報を得る機会が欲しいと思い、京都先端科学大学への留学を決めました。国内留学制度の魅力の1つとして単位互換制度があります。1年間留学して沖縄に戻っても1年間の単位の全てがなくなることはなく沖縄国際大学の単位として認められ、進級することができます。留学を考えている人にとって大きな利点ではないでしょうか。国内留学生限定の奨学金制度もあるので少しでも興味がある人は説明会だけでも行ってみたほうが良いと思います。
　また、留学先での授業もとても充実しています。私は２年次なのですが、京都先端科学大学に在籍している学生は3年次からしか履修できない講義も留学生は履修可能なので、本当に受けたい授業を自分で選ぶことができました。京都先端科学大学にしかない「妖怪文化論」という講義も留学生であるため2年次でも履修できました。この講義内容はどの学校でも滅多に受けられないものなのでおすすめです。




　私は授業以外にも京都の歴史的建造物や文化を自分の目で見たいという目的もあったため、授業のない日は観光名所になっている寺院や城など様々なものを見て回っています。写真や映像だけでは伝わらない本物ならではの感動を日々味わうことができています。
　行事としては「祇園祭」にも行きました。祭り全体が1ヶ月に及ぶ京都の三大祭りの1つです。コロナの影響で3年ぶりの開催ということで沢山の人で溢れていました。その中の山鉾巡行と呼ばれる儀式ではテレビ中継などもされていましたが、生で見るとビルをも越えるその大きさに圧倒されるのでぜひ本場で見ていただきたいです！このように1年を通してその季節それぞれの風物詩を見ることができます。






　交友関係の面でもすごく充実した日々を送っています。初めは2年次から行くということが1年間1人で頑張れるだろうかと不安もありました。ですが、様々な講義を通して友達も増え、今では男女のグループで遊べるほど仲良くなった人達もいます。思い切って声をかけると県外での交友関係がすごく広がりますよ！地元の子達と仲良くなると行っておくべき場所やおすすめの食べ物など知らなかったことを知れるチャンスが広がります。

　1人暮らしも1年間だけですが経験できるので1度は親元を離れて自立したいと思っている方にもおすすめです。今まで学業面、生活面を通してこの制度の良さをお伝えしましたが、1番は自分自身で経験することです。私は高校1年の時にこの制度を知りました。この国内留学の制度を利用したいと思ったのも沖縄国際大学に入学した理由の1つです。今まで知らなかった人も少しでも興味があれば、自分にプラスになることしかないのでぜひ利用することをおすすめします。京都に限らず、自分が興味のある学校や土地を見て体験してみませんか。