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日本文化学科のブログ

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【各研究室で卒業論文報告会が開催されています!】

研究室・ゼミナール紹介
日本文化学科の学生たちは、3年生から研究室に所属し、2年間かけて卒業研究に取り組みます。1月~2月上旬にかけては、その総仕上げの時期、ということで、各研究室において、卒業論文の提出、卒論集の発行、そして4年生から3年生への卒業論文報告会が開催されています。

2月9日、3時間目には、山口先生が指導する【文化情報学研究室】でも卒業論文報告会が開催されました。
この日は、4年生から3年生へ、2年間の研究活動の集大成である卒論集の贈呈式が行われ、その後は、ブース形式で4年生による卒論の成果報告と、卒論執筆や進路決定に向けてのアドバイスが行われました。



4年生のみなさんからは3年生へのアドバイスとして、

「後期になると、1人あたり30分、毎週、卒論の個別相談の時間があります。第1章の執筆から調査の実施、結果の分析まで、範囲を決めて、すこしずつ進めていくので誰もが無理せずに計画的に卒論を進めていけるようになっていますが、私は、毎回の相談の際に、予定していた範囲よりもすこし多めに取り組んでいくようにしました。体調不良や通院など、どうしても予定外のことが起こるので、”早め早め・多め多め”をおすすめします」
「司書の採用試験は10月上旬に一次試験の結果が分かり、10月下旬~11月上旬に二次試験、合否の決定は12月中旬までかかります。その期間はまるごと卒論の個別指導と重なってしまうので、面接や小論文対策と卒論を同時に進めるのはかなり大変でした。まだまだ余裕のある7月・8月あたりに卒論の第1章を取り組んでおくともっとスムーズに進められたかなと思います」
「毎週の個別相談が終わったらすぐに図書館にこもるようにしていました。図書館には4年生が使える研究個室があって、PCもセットされていて、静かに集中して考え事ができますし、なにより資料がたくさんあります。図書館をはじめ、学内の施設をフル活用することがいい卒論を書く秘訣です」

といった具体的な助言があり、3年生もたいへん参考になったようです。



文化情報学研究室では「卒論も進路もしっかり!」を合言葉にそれぞれが2年間しっかり頑張ってきました。
コロナ禍での図書館サービス、電子書籍、学校図書館における平和教育、ジェンダー、週刊少年ジャンプ、絵本、児童ポルノ規制、ウェブ小説、TRPGなどなど、各自が好きな題材を選んで取り組んだ卒論の完成度も例年以上に高く、卒業後の進路も多くが決まっており、充実した大学生活だったことが4年生一人ひとりの表情にも表れていたように思います。



4年生のみなさん、2年間本当にお疲れ様でした。
3年生のみなさんも残り1年、しっかり頑張りましょう!