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日本文化学科のブログ

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【図書館のライティングサポートのアシスタントを担当した4年生から感想レポートが届きました】

図書館司書課程通信
沖縄国際大学図書館では、前期と後期に学部学生や大学院生がアシスタントを務める「ライティングサポート」という学生協働の取り組みを行っています。

大学生らしいレポートを書くためには「インプット」としての文献収集力と、「アプトプット」としての文章構成力が求められます。
コロナ禍で3年振りの開催ということで、今年度のサポートは、1月下旬から2月上旬にかけて、図書館司書課程の4年生の代表3名が文献収集のサポートを中心に実施しました。

3名からサポートに取り組んでみての感想が届きましたのでご紹介します。



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サポートを通して第一に感じたことは、図書館の利用に慣れていない学生も意外に多いということです。
OPACで見つかった本の場所がどこかわからない、レポートの書き方がよくわからない、オンライン授業が多く誰にも質問できないまま3年生になってしまった、というケースもあり、利用制限が長く続いた影響はこんなところにもあるんだなぁと感じました。

サポートでは自分たちが専門で学んできた分野以外の情報を求められることもあり、難しいと感じる場面もありましたが、司書課程で学んできた情報収集のスキルを駆使して、雑誌論文や新聞記事など、レポートのテーマに関する資料を探し出すことができたときは、司書という仕事のやりがいを感じることができました。

ネットでは簡単に手に入らない、だからこそ公正で広い視点をもたらしてくれる情報検索のスキルについては、社会に出ても様々な場面で活用できると思います。図書館ではさまざまなサポートを行っているので、ぜひ足を運んで利用してほしいです。
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ライティングサポートをはじめとして、沖縄国際大学司書課程では、本学図書館と協働しながら、さまざまな実習の場を設けています。
次回は7月の開催を予定していますので、利用者のみなさんはもちろん、司書課程の3・4年生のみなさんも実践的なスキルアップの場としてぜひアシスタントとして参加してほしいなと思います。