文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【大学院・南島文化専攻の修士論文最終発表会が開催されました】

琉球文化コースの取り組み
沖縄国際大学には地域文化研究科南島文化専攻という大学院が設置されており、その中には「言語文化」をテーマに研究できる領域もあります。そして、日本文化学科での4年間の学びを終えた後、さらに2年間、修士課程に在籍して、学部時代の卒業研究のテーマを深める方々もおられます。

3月10日、今年度、厳しい修士論文の審査を合格した大学院生の皆さんによる最終発表会が開催され、日本文化学科から大学院へ進学されたお二人の報告もありました。

●大城さん「文学的文章の読みにおける学習者の自他意識の生成に関する研究」(指導教員:田場裕規先生)
●松本さん「マユンガナシに関する研究ー言葉を発する神」(指導教員:西岡敏先生)

この最終発表会には、領域が異なる分野の指導教員も参加されるので、専門とは少し違う視点からの質問もたくさん寄せられました。
大城さんのご研究に対しては、「教材とした文学的文章に出てくる登場人物の一人だけがカタカナで表記されているのはなぜ?」
松本さんのご研究に対しては、「マユンガナシが言葉を発するようになったのはなぜか? いつ頃から、どのような経緯で?」
といった質問がありましたが、2年間の探求の成果を生かして、しっかりと答えておられる姿が印象的でした。





大学院を修了された皆様のこれからのご研究の深化を日本文化学科教員一同期待しております。
ご修了、おめでとうございます。