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日本文化学科のブログ

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【キャンパスライフ日記⑧ 4年間を振り返って その3】

そのほかもろもろ
今回は、卒業生のみなさんに4年間を振り返ってもらうシリーズの第3弾です。
図書館司書、日本語教師、などの資格、サークル活動などから4年間を振り返ってくれました。
以下、学生からの報告です。



 皆さんこんにちは。私は2023年3月に大学を卒業した日本文化学科の卒業生です。今回は4年間の大学生活を振り返りながら、経験したことやそこで得られた学びについて書いていきたいと思います。
 まず大学1年生のころを振り返ると、全てが初めてのことでとにかく大学での生活に慣れようと必死だったことを思い出します。特に記憶に残っているのは「文化情報処理入門」という必修科目の講義です。大学に入学する前の私は、日常生活のなかでパソコンに触れる機会が少なく、苦手意識を持っていました。しかし、大学の課題はその多くがWordなどを使用したレポートです。Word・Excel・PowerPointなどは基本的に使用できることが重要になってきます。「文化情報処理入門」ではExcelの使い方に関して基本的な操作を学ぶことができます。そのため、ここで身につけたことがその後のレポート作成のクオリティを上げることにもつながり、本当に学ぶことができて良かったと思っています。日本文化学科の科目では他にも、1年生のうちにその後の大学生活や卒業論文の執筆、ひいては社会に出ても役に立つ基本を学ぶことができる講義が沢山あります。パソコンなどに苦手意識を持っている高校生の皆さんも、入学してからしっかり学ぶ機会があるので安心してほしいと思います。
 大学2年のときには、コロナの影響ですべてがオンライン授業になり家の中でパソコンとにらめっこする時間が長くなりました。当時は友人に会うこともできず、買い物以外は外に出ない生活をしていたため、モチベーションを維持するのが非常に大変でした。それでも、時々友人と通話をしながら一緒に課題をするなどしてお互いを励まし合えたことで、何とか乗り越えることができたと思います。



 大学3・4年になると、徐々に対面での講義も増えていきました。当時の印象としてはとにかく忙しかったの一言につきます。その理由は、資格科目の講義がより本格化してきた時期だったからです。日本文化学科では教員免許をはじめとして様々な資格を取得することができます。私の場合、司書資格、上級情報処理士、日本語教員養成副専攻課程と3つの資格取得を目指していました。入学前から取得を目指していたものもあれば、学んでいくうちに学問として面白さを感じて最後まで学んでみたものもあります。3年生の時には2つの資格の実習が重なって、同時進行で実習準備をしていたため体力的にも大変でした。しかし、あの大変な時期を乗り越えられたことが今では自信につながっています。




 サークルでは、放送研究部に所属し音声や映像作品へ出演していました。サークルでは他の学科の同級生や先輩・後輩と関わることができ、とても楽しく活動しました。作品の収録のために大学図書館内にあるスタジオを使用したのもいい思い出です。
 最後に、大学生活のなかで経験できた全てのこと、そして素敵な人々との出会いに心から感謝しています。これからは、社会に出てまた新しい環境で頑張っていきます。4年間、ありがとうございました。