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日本文化学科のブログ

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【大宜味村の昔話をアニメーション化して、YouTubeで公開しました!】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み
日本文化学科には、沖縄・日本に伝わる文化を次の世代へ継承していくための課題意識と、言語やITといったスキルを学ぶための「多文化間コミュニケーションコース」が設置されています。

コースの学生たちはそのモデル学習の1つとして、1年間をかけて、沖縄に伝わる民話・昔話を県内外に発信していくためにアニメーションを作成して、YOUTUBEで公開する取り組みを行っています。
前期は、日本文化学科の先輩たちが民話調査を通して残してくれた記録をもとに、子ども向けのシナリオを作って、スタジオで音声を録音し、効果音やBGMなどの音声を加えた紙芝居型のアニメーションを作成し、後期は、海外にも発信できるようにシナリオを英訳して字幕を挿入し、さらに高度なアニメーション効果を加えた作品を作るというプログラムになっています。

この取り組みは、沖縄国際大学日本文化学科の名誉教授でもある、故・遠藤庄治先生の指導の下で2002年に始まり、現在までに150作近いお話をアニメーション化しています。

前期の授業も無事に終了して、YouTubeの「おきこくにちぶんちゃんねる」にて以下の新作を公開することができました。

「お年寄りの知恵」
「母と子とプー草」
「ミミズに目がないわけ」
「侍ときょうだい」
「兄の大煙草」
「犬と猫と宝物」

の6作品をアニメ化しました。すべて沖縄県北部にある大宜味村に伝わるお話で、動物たちがいきいきと活躍する楽しいお話や、親子や兄弟のあたたかな絆を描いたお話になっています。

民話は「庶民の希望の文学」とも言われます。古い時代の沖縄の人たちが何を思い、何を願っていたのかも、楽しいアニメーションを通してぜひ感じ取ってほしいです。

全作品のリストはこちらから。
https://www.youtube.com/user/yamacyn33/videos

学生たちが作った作品は1つずつどれも個性的ですが、イラストの完成度が高い作品を一部ご紹介します。

「お年寄りの知恵」

https://www.youtube.com/watch?v=qZT4YBxrj-4

「母と子とプー草」

https://www.youtube.com/watch?v=KtRfJ6dMd00


https://www.youtube.com/watch?v=MOaYzAFe96g


https://www.youtube.com/watch?v=BDk0L5RBDdQ

「ミミズに目がないわけ」

https://www.youtube.com/watch?v=zT6XAO7h5Iw


https://www.youtube.com/watch?v=yq5QiwkxaQo

「侍ときょうだい」

https://www.youtube.com/watch?v=BGyocwwj41s

「兄の大煙草」

https://www.youtube.com/watch?v=YlLfJjzvzns


https://www.youtube.com/watch?v=GicxdpNEWuM


https://www.youtube.com/watch?v=6eQNLK-TM_E

「犬と猫と宝物」

https://www.youtube.com/watch?v=zPJP-jB41uY


https://www.youtube.com/watch?v=O2m1joxobDA