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日本文化学科のブログ

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【キャンパスライフ日記2023 その2 離島出身です】

そのほかもろもろ
日本文化学科に入学すると、どんなキャンパスライフが待っているのでしょうか。
現役の大学生から日本文化学科のキャンパスライフの魅力を語ってもらう【キャンパスライフ日記】。
今回は離島出身の3年生から日々の生活についてまとめたレポートが届きましたので、是非読んでみてください。



 私は沖縄の離島、久米島出身です。沖縄国際大学への進学を機に、島を離れて現在一人暮らしをしています。一人暮らし始めたての頃は、慣れない環境で何をするにも時間がかかっていました。特に大変だったことは自炊です。実家で暮らしていたときは、家に帰ると当たり前のようにご飯ができ上がっていました。一人暮らしでは、買い出しからご飯を作って食べて、食器を洗うところまで全て一人でこなさないといけません。はじめは学業との両立が難しく、サボってしまうこともありました。現在では、自炊だけでなく洗濯や掃除を行うタイミングも習慣化することができ、時間の使い方を考えながら家事をこなせるようになりました。
 また学校生活においては、久米島ではクラスの半分以上が知り合いというのが当たり前だったため、新学期でも雰囲気に馴染むのに時間はかかりませんでした。そのため沖国に入学した当初は、教室の中に知り合いがいない状況で講義を受けていたため、毎日緊張していました。
 


 私が所属している日本文化学科では、一年次の後期に「鬼慶良間」という作品で舞台制作を行う講義があります。一度も話したことがない人が多くいる中、舞台制作を進めていくのは難しいことが沢山ありました。しかし積極的に舞台制作に関わり、多くの学生とも自分からコミュニケーションを取りにいったことで、自分の意見を伝えることや、表現をすることにも自然と慣れていきました。そして、この講義を経て仲良くなった友達数名と、芸能文化を軸に舞台制作を行うサークルを設立しました。現在は主にその活 動に力を入れています。サークルでは、メンバーの “やりたい”を形にすることを目標 に活動しているため、自分の気持ちを言語化しなければならない場面が多くあります。言語化した気持ちが相手にうまく伝わらないときもありますが、その度に向き合い続けることが出来ているのも、講義での学びがあったからだと感じています。



 日本文化学科では、一年次からグループワーク中心の講義を取ることが出来ます。特に 『日本語表現法演習Ⅰ』や、舞台制作を行う『プロジェクト演習』は、学生が主体となっ て講義を進めるため、自分だけでなく人と向き合う時間も多いです。これらの講義は「友達増やしたいけど自分から話しかけるのはこわい…」という方にもぜひおすすめしたいです。私自身も成長するきっかけにもなり、自己発信力や自己表現力を培うことができたため、キャンパスライフの充実にも繋がったと感じています。
 一年次から学生同士コミュニ ケーションをとる機会が多くある日本文化学科で学び、充実したキャンパスライフを送ってみませんか?