文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【学校司書モデルカリキュラムの授業で「ブッカー貼り」に挑戦しました!】

図書館司書課程通信
沖縄国際大学日本文化学科には、学校図書館で働く専門職である「学校司書」について学ぶための「学校司書のモデルカリキュラム」が専門科目と連動して設置されています。
県立高校の図書館で長く学校司書を勤めておられる手登根千津子先生にも講師として授業をご担当いただいており、11月11日の授業では、資料の整理法として、「ブッカー貼り」に挑戦しました。

「ブッカー」とは、図書館の資料を保護するために貼られる透明のフィルム(ビニールコート)のことです。日本ブッカー社が販売している商品なのですが、図書館で装備するビニールコート全般のことを「ブッカー」と呼ぶことが多いようです。



図書館では、資料を受け入れた際に1冊ずつブッカーをかけます。公共図書館や大学図書館では、出入りの書店さんが装備まで終えて納品してくれることもあるそうなのですが、学校図書館では司書が自ら装備を行うことも多いようです。



今回は、長く小中学校で学校司書を務めておられる石川先生にも協力していただき、学生それぞれが持参した本で作業しました。



ブッカーと本の間に気泡が入ってしまったり、完成イメージが中々つかめず苦戦している学生もいましたが、作業を終えた本を嬉しそうに眺めている姿を見て、改めて本好きな学生が多いことに気づかされました。



ブッカー貼りを終えた後、石川先生によるブックトークも行われました。
「さかさま」というテーマで絵本を紹介し、学生たちは静かに耳を傾けていました。

次回の授業では学生たちによるブックトークも行われるそうです。
個性を活かして頑張ってください!