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日本文化学科のブログ

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【推薦型入試合格者向け入学前オリエンテーションを開催しました!】

イベント
2023年1月6日(土)、午後2時から、昨年12月上旬に行われた推薦型選抜試験の合格者が集まる「入学前ガイダンス」を開催しました。

このガイダンスでは、推薦入試の合格者に与えられた「特権」でもある、入学前の長い時間をどのように有意義に過ごせばよいのか、学科長の村上陽子先生(文学担当)からの説明があり、サポート役として、図書館情報学担当の山口先生も参加しました。



大学生活は高校までの生活と違って、自立した大人・社会人になるために様々なミッションに取り組まないといけません。その一つが自分で長期的、短期的な目標を設定し、その目標に向かって日々コツコツと努力することです。そしてその努力を支えるものが、日々の学習習慣であり、規律正しい生活です。
もちろん、2つとも高校時代にも求められる能力・資質ではありますが、大学というところは、高校までのようにクラス担任が毎日出席や遅刻をチェックするわけではないので、入学後、スムーズに大学生活に移行できず、学業不振に落ちってしまう学生もゼロではありません。
推薦入試の合格者のみなさがそうした状況に陥らないために何をするべきか? ほかの生徒よりも早く合格が決まった分、安心せずに、日々の高校での授業を大切にしてほしいとうこと、さらに、入学前課題として合格者に課されている「にちぶん基礎学習」という文法ノートと、課題図書の論説文という2つの課題にしっかり取り組んでほしい、という説明が村上先生からありました。



村上先生の講話の後は、仲間づくりのワークにも取り組みました。
ワークの題材は「ミニゲーム・カタカナナーシ」。



「ハンバーガー」「サンドウィッチ」など、カタカナで表記される言葉を、カタカナを使わずに説明して、グループで当て合い、制限時間10分以内にできるだけたくさん回答しようというグループ対抗のワークです。

3つに分かれて競い合ったところ、1位のチームは35問正解となり、これまでの新記録を達成しました! 

言葉のプロを目指す日本文化学科のカリキュラムの中には、外国人に日本語を教える「日本語教育」という分野もあります。カタカナ語をわかりやすい言葉で説明する役割もあり、入学後に学ぶ学問領域にすこし触れることができた楽しいワークになりました。

ガイダンスの中では、論説文課題の本の紹介もありました。オリエンテーション開始直後は、緊張した様子も見られましたが、ワークを通して仲良くなった合格者が集まって、終了後、本の展示コーナーに集まって、どの本にしようかな?、と盛り上がっている様子も見られました。





学校型推薦入試の合格者のみなさんは各学校を代表して受験し、合格をつかみ取りました。
本日の講話の内容をふまえて、目的意識をもって入学前課題にしっかり取り組み、残りの高校生活も有意義に過ごしてくださいね。