文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【現代文学ゼミで学ぶ3年生がライトノベル作家としてデビューしました!】

研究室・ゼミナール紹介
村上陽子先生の現代文学研究室で学びつつ、文芸部でも活躍されている日文3年生が、このたびライトノベル作家としてデビューすることになりました。

『他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました』
 著者:皐月陽龍
 イラスト:みすみ
 ISBN9784049153392
 2024年5月10日発売
 定価770円



普通の高校生・海以蒼太が乗る電車には、他校の美少女が乗っていた。冷たい態度で他人を寄せ付けない【氷姫】──東雲凪。それが彼女の名前。ある日蒼太は彼女が痴漢に遭っているのを目撃し、勇気を振り絞って彼女を助ける。その次の日、彼の前に彼女が再び現れて……。
「電車に乗っている間、傍にいて……欲しいんです」
 友人がいないという彼女のお願いを断る事が出来ず、蒼太はそれを引き受ける。彼女にとって初めてで、たったひとりの"お友達"になる事を。
「一番は海以君って決めてましたから」
 世界でたったひとり、自分にだけ甘く溶けていく他人に冷たい【氷姫】。蒼太は彼女と"お友達"であり続けられるのか──。
(https://dengekibunko.jp/product/322306000866.html)

作者の皐月さんはふだんは「カクヨム」というWEB小説サイトでラブコメ作品を掲載しておられ、今回書籍版が出版された本作は、「第8回カクヨムWeb小説コンテスト」のラブコメ部門にて特別賞とComicWalker賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げられました。

本作は、「Web版第2章までの内容をぎゅっと閉じ込めた」とのことで、大幅な改稿もされているそうです。Web版でお楽しみになった方も、初めての方も、書店・図書館等でぜひお手に取ってご覧ください。

皐月さんはただいま、村上先生のゼミでライトノベルを研究中とのこと。
続編の刊行を楽しみにしつつ、ゼミでも学びを活かしての今後のご活躍を祈念しています!