文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【国語教育学研究室(桃原ゼミ)の皆さんが東京で開催された学会に参加しました!】

国語科教職課程通信
日本文化学科では、大学の補助を用いて、春休みや夏休み、冬休みなどを使って県外へ(海外にも)研修旅行に出かけて、見聞を広めています。
国語科教職課程で学ぶ学生たちの専門ゼミである桃原千英子先生の研究室から、少し前の活動ですが、今年の1月の研修旅行のレポートが届きましたので、写真とともにご紹介します。
ーーーーーーーーーーーー

私たち、国語教育学研究室(桃原ゼミ)は1月5日(金)〜1月8日(月)の3泊4日の間に、東京、神奈川にてゼミ合宿に行ってきました。



国語科教職課程を履修する私たちは、今回のゼミ合宿で、教育実習や実際に教師になった時のために、また卒業論文の執筆に向けて、知見を広げるという目的のもと「国語科学習デザイン学会」への参加や日本の近現代の文豪達の生い立ちから作品に関する事を学ぶため神奈川近代文学館へ鑑賞などを行ってきました。





国語科学習デザイン学会では、数多くの研究発表を聞く事ができました。ゼミ生の中には、米原万里の「『バグダッドの靴磨き』における読みの交流の問い」という発表に感銘を受け、現在、私たち四年次が手掛けている卒業論文で『バグダッドの靴磨き』を教材とし、作品の本質に迫る研究を行っている人もいます。他にも、国語科と音楽科の教科横断的な実践、インクルーシブな授業づくり、国語教育における三角ロジックの問題点など様々なテーマでの発表が多くあり、ハイレベルな発表を多く聞く事ができました。また、学会に参加していた学校の先生に実際の学校現場の様子を伺ったり、悩みを相談したりする事ができたゼミ生もいました。



学会に参加する事によって、授業で学んだ内容が出てきて、自分自身の成長を感じる場面もありましたが、勉強不足だと感じる場面もあり、日々、勉強を積み重ねていく事の大切さを感じる事ができました。学会での学びを今後に活かしていきたいと思います。また、今回の合宿では、学会の参加だけでなく、神奈川近代文学館にも行きました。教科書にもよく登場する太宰治や夏目漱石の展示もあり、大変勉強になりました。

後半の3日目、4日目は横浜中華街へご飯を食べに行ったり、赤レンガ倉庫に行って美しい建物を見て買い物をしたりと、ゼミ生と桃原先生の交流を沢山持つ事ができたとても充実した時間を過ごせて、帰りの空港でも「まだまだいたいね」と幸せな気分に浸っていました(笑)。



今回のゼミ合宿は、学生で計画を立て、緊張感もありましたが、桃原先生の協力もあり、仲も深まり楽しく実りのある合宿を過ごす事ができました。この経験を今後の活動に活かしていきたいと思います。